スズキは2012年11月7日、軽乗用車のMRワゴンに特別仕様車「MRワゴン ECO-Xセレクション」と「MRワゴン Xセレクション」を設定し、同日より発売を開始した。いずれも2トーンルーフ仕様を含む特別設定色をボディカラーに用意したほか、専用のフロントグリルやシート表皮をはじめ、内外装に個性を主張するアイテムを採用。今回の特別仕様車の設定で、MRワゴンのエコカー減税対象モデルのラインアップはさらに充実することとなった。
「MRワゴン ECO-Xセレクション」は、アイドリングストップシステムを搭載し、新型ワゴンRにも採用された低燃費化技術を取り入れてJC08モードで27.2km/Lを達成。エコカー減税の免税対象モデルとなっている。また「MRワゴン Xセレクション」についても2WD車が75％、4WD車が50％の減税となるエコカー減税対象モデルだ。
今回の特別仕様車にはいずれも、ブラックメッキを施したフロントグリルや、14インチアルミホイールを標準で装備。ボディカラーには青（グレースブルーパールメタリック／写真上左）、濃灰（ルナグレーパールメタリック／写真上中）、紫（ミステリアスバイオレットパール／写真上右）の特別設定色を含む全8色を用意したのに加えて、屋根部分を銀色に塗り分けた2トーンルーフモデル（アーバンブラウンパールメタリック／シルバー）を4.2万円のメーカーオプションで設定。 タッチパネルオーディオのスイッチをモチーフにしたデザインの専用エンブレムも特別装備されている。
インテリアにもこだわりの装備が満載だ。まずは細い縞模様をあしらったブラックの専用シート生地やドアトリムクロスを採用。ステアリングホイール（オーディオスイッチ付き）とシフトノブは一部ピアノブラック調の本革巻だ。さらにメッキインサイドドアハンドルや、メッキ調エアコンルーバーリングを採用。6スピーカー（フロント×2／リヤ×2／ツイーター×2）も標準装備となり、専用携帯リモコンカバーも付属している。
機能面ではディスチャージヘッドランプ（ロービーム／オートレベリング機構付き）やオートライトシステムを特別に装備している。
いずれもベース車に対しては7.875万円のアップとなっている。
