【フォーミュラEシーズン13】ブリヂストン、フォーミュラE「GEN4」向けタイヤを世界初公開

ブリヂストンは2026年10月1日、世界最高峰のEVレースであるABB FIAフォーミュラE世界選手権に2026/27シーズンから単独タイヤサプライヤーとして新たな挑戦を開始する。それに先立ち9月30日に、イタリア・ローマでワールドプレミアを開催した。

(左から)Emilio Tiberio(ブリヂストン WEST CTO)、Jeff Dodds氏(フォーミュラE CEO)、森田泰博(ブリヂストンGlobal CEO)、Marek Nawarecki氏(FIA Senior Circuit Sport Director)、今井弘(ブリヂストン グローバルモータースポーツ管掌)

ワールドプレミアのイベントには、FIA、フォーミュラEをはじめとする大会関係者、チーム関係者、開発ドライバー、グローバルのメディア、インフルエンサーが出席した。

ブリヂストンの森田泰博グルーバルCEOが、フォーミュラE参戦に対する想いを語り、執行役 CPO (Chief Product Officer)兼 グローバルモータースポーツ管掌の今井弘とWEST CTO (Chief Technology Officer)のEmilio Tiberioが、「GEN4」を支えるタイヤ技術を紹介し、新たなブリヂストンモータースポーツのロゴとそのデザインエレメントを纏った「GEN4」向けタイヤを世界初公開した。

午後には、当社グループの欧州技術センターで、「GEN4」向けタイヤの生産現場や技術者・開発ドライバーによるタイヤ開発の舞台裏も紹介した。

また、ブリヂストンは、2026/27シーズンの全レースにおいてタイヤを供給し、さまざまなアクティベーションを通じて大会を盛り上げ、さらに以下の4大会ではタイトルスポンサーを務め、特別なアクティベーションを実施して、レースの楽しさをアピールする。

POTENZA GEN4(左)、POTENZA GEN4 for TYPHOON TYRE

「GEN4」マシン導入
2026年12月から始まる2026/27シーズンではモータースポーツに新たなスピード、サステナビリティ、イノベーションをもたらす「GEN4」マシンが導入される。「GEN4」は、これまでにない加速性能・高トルク・常時4輪駆動による圧倒的なパフォーマンスを誇り、フォーミュラE史上最速(335km/h)、最もパワフル(826ps)なマシンとなる。

ブリヂストンは、「GEN4」の性能を最大限に引き出す革新的な「POTENZA」タイヤの提供を通じて、スピード感あふれるエキサイティングなレースを支えることになる。

「GEN4」は、0-100km/h加速はわずか1.8秒という驚異的な加速性能と、最高速度335km/h、600kW(826ps)に達するパワーと高トルク、そして初の常時4輪駆動という圧倒的なパフォーマンスを誇り、タイヤへの要求はこれまで以上に高まっている。

「GEN4」のためのタイヤ
ブリヂストンは、このようなハイパフォーマンス要求に応えるため、「POTENZA GEN4」を開発した。「POTENZA GEN4」は、車両性能を最大限に引き出す高いグリップ性能に加え、世界中の多様な路面や気象条件に適応する幅広い対応力、レース開始から終了まで高いパフォーマンスを維持する持続性を備えている。

さらに、ブリヂストンは新たに雨量が多い条件でも安定した走行を可能にするレインタイヤ「POTENZA GEN4 for TYPHOON TYRE」も開発した。「POTENZA GEN4 for TYPHOON TYRE」は路面に水量の多いウェットコンディションでも優れたグリップ性能を発揮することができるという。

「POTENZA GEN4」と「POTENZA GEN4 for TYPHOON TYRE」という2種類のタイヤ供給を通じて、あらゆる路面・天候状況に対応し、フォーミュラEのエキサイティングなレースを情熱とともに、安全に支えて行くことになる。

「GEN4」向けタイヤは、使用済タイヤの熱分解油を用いて製造されたカーボンブラックや、もみ殻由来シリカなどの再生資源・再生可能資源を原材料に採用することで、いずれのタイヤにおいても全体に占める再生資源・再生可能資源比率65%を実現している。

使用する天然ゴムは、GPSNRアシュアランス・システムに適合し、第三者による検証を受けたブリヂストンがデュー・ディリジェンスを実施したサプライチェーンから調達されている。また、カーボンニュートラルの実現に向けて、タイヤ製造段階で使用する熱および電力に100%再生可能エネルギーを割り当てることでカーボンニュートラル生産を実現するとともに、輸送の面でも低炭素輸送によるCO2排出量の削減に取り組んでいる。さらに、使用済タイヤをケミカルリサイクルするなど、パートナーとの共創を軸に、バリューチェーン全体でサステナビリティの取り組みを推進している。

ブリヂストンは、モータースポーツはパッションの原点であり、限界への挑戦と位置づけてきた。そしてこれからフォーミュラEという最先端のプラットフォームへの参戦を通じて、さらに技術を磨き抜き、魅力的な商品とモノづくり力を強化して行く。また、社会価値の創出に向けて、多様なパートナーとの共創を通じてバリューチェーン全体でサステナビリティの取り組みを推進していくとしている。

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ブリヂストン フォーミュラE 専用サイト:https://fe.bridgestone.com/jp/
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