ゼンリン 「ITS世界会議メルボルン2016」で自動運転の実現に向けた地図ソリューションを展示

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2016年10月4日、地図製作のゼンリンは、2016年10月10日~14日まで、オーストラリア・メルボルンで開催される「第23回ITS世界会議メルボルン2016」のITS Japanの展示コーナー「JAPAN PAVILION」に出展すると発表した。

出展するブースではダイナミックマップの具現化と、高度運転支援システム/自動運転機能へ向けた地図ソリューションの取り組みを紹介する。具体的な出展内容は以下のようなものだ。

■自動運転向け地図ソリューション「ZGM Auto」

「ZGM Auto」は自動運転機能の実現に向けてゼンリンが取り組んでいる、3次元高精度空間データベース(ZGM HD for Sensing)や道路ネットワークデータ(ZGM NW for Horizon)から構成される地図システム。2020年の自動運転機能の実現に向けた開発・整備の取り組みを紹介する。

■動的情報の生成/地図データのタイムリーな更新に向けた研究開発

自動運転機能の実現には、常に変化する道路上の状況を動的情報として地図データベースを連携させる機能が必要。また、地図の変化点情報をタイムリーに反映・提供することも必要であり、期待されている機能だ。今回は、日本アイ・ビー・エム株式会社の協力のもと、IBMクラウドを基盤とした自動車業界向けのIoTソリューションを利用し、車両の走行データ(プローブ情報)を集約・分析・活用する研究開発の取り組みを紹介する。

また、2016年6月に自動車メーカーやゼンリンなど15社が出資して設立した、ダイナミックマップ基盤企画株式会社の取り組みも紹介する。

第23回ITS世界会議メルボルン2016 公式サイト
ゼンリン公式サイト

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