パイオニア 自動運転にも適応が想定される「眠気検知ユニット」を開発

 

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パイオニアは2016年4月25日、先進運転支援機能を搭載した次世代車載機器の開発を進めていることを発表した。これは同社の100%子会社である中国現地法人「先鋒電子投資有限公司(パイオニア中国)」が、2015年11月から中国の清華大学蘇州自動車研究院傘下のベンチャー企業「蘇州清研微視電子科技有限公司」と共同で行っているものである。

今回、パイオニア中国は清研微視の技術を用いて、ドライバーの眠気を高精度に検知できる「眠気検知ユニット」を開発した。ユニットは、清研微視独自の画像認識技術や眠気検知アルゴリズムと、パイオニアの高品質なハードウェア開発技術を組み合わせ、ドライバーの状態を客観的に数値化することでドライバーの眠気を高精度に検出できる。

本ユニットをさまざまな既存ソリューションシステムと連携させることで、ドライバーの状態をリアルタイムに把握して管理・警告を行うなど、事故発生リスクを低減する先進運転支援システムの構築が可能となる。

また、自動運転車両において重要とされる、緊急時のみドライバーが対応するレベル3(高度運転支援システムの稼動状態)での車室内センシング用途などへの活用も検討されている。

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