雑誌に載らない話

プロダクト以外の自動車産業にまつわる情報をまとめたもので、企業の中長期目標やブランディングの方向性、企業が目指す世界観など、自動車専門誌には載らない情報を掲載しています。特に、実用領域に達していないが、企業が進めている最新技術などはここにしかありません。プロダクトから一歩離れた視点で、自動車産業を見つめているページです。

【世界初】自動運転が正式に解禁 公道を走り始めるニッポン

国土交通省は2020年3月31日に、自動運転車用のステッカーのデザインを発表した。実は4月1日から正式に保安基準に「自動運転(正式名称:自動運行装置)」が加えられ、公道での自動運転が法的に認められるこ...

フォルクスワーゲンゴルフとトリビアな話

この記事は2019年4月に有料配信したものを無料公開したものです。 ヨーロッパで、いや世界で最も成功したクルマ、フォルクスワーゲン・ゴルフは、2019年で45周年を迎えた。その初代ゴルフは1974年3...

新型コロナウイルスが自動車業界を直撃 空前の危機に直面

中国・武漢市が新型コロナウイルスの全国蔓延を防ぐために封鎖したのは2020年1月25日だった。都市の封鎖はその後、湖北省全域に拡大した。この武漢市は中国の自動車産業の一大拠点で、東風グループ、GM、ホ...

トヨタ 美容器具からのヒントで静電気塗装機を開発

トヨタは2020年3月12日、車体塗装工程で従来から使用しているエアスプレー式の塗装機に代わり、静電気を活用し空気を使わない新型の塗装機(エアレス塗装機)を開発したと発表した。 高効率のボディ塗装 こ...

新型コロナウイルスと米中貿易戦争による各社の生産台数への影響

2018年秋頃から、今後アメリカ市場の需要はピークアウトし減速に向かうという予想と、中国市場も先行きの見通しが不透明というのが定説しとなり、定着している。結果的にアメリカ市場は陰りを見せつつもSUV/...

GM 新型バッテリー「アルティウム」を搭載するグローバルEVプラットフォームを発表

GMは2020年3月4日、ディーラー、投資家、アナリスト、メディア関係者、政策担当者、従業員を前に、電気自動車(EV)の迅速で、効率的かつ十分な収益性を目指した電動化事業戦略を発表した。 [capti...

「フェルディナント・ピエヒ」評伝 自動車業界の巨星墜つ

この記事は2019年9月に有料配信したものを無料公開したものです。 フェルディナント・ポルシェの孫であり、最終的にフォルクスワーゲン・グループ会長・CEO、取締監査役会・議長、そしてフォルクスワーゲン...

ホンダは開発体制、社内組織を空前の規模で再編

ホンダは2020年2月20日に、2030年ビジョンの実現に向けて既存事業の盤石化と将来の成長に向けた仕込みを加速させるために、4月1日付けで事業運営体制の変更を行なうと発表した。その内容は、従来のホン...

パナソニック 長距離、高精度の距離測定ができる「TOF長距離画像センサー」を開発

パナソニック・インダストリアルソリューションズ社は2020年2月18日、遠方250m先にある物体の高精度な三次元情報を取得できるアバランシェ・フォトダイオード(APD)画素を用いたTOF(Time-o...

ホンダ、イギリス工場を2021年で閉鎖 グローバルでの生産体制を再編成

この記事は2019年2月に有料配信したものを無料公開したものです。 2019年2月19日、ホンダの八郷社長が緊急記者会見を開き、グローバルで4輪車生産体制を進化させることを発表した。その中身は、電動化...
各社の第3四半期決算 暗雲漂う日産

各社の第3四半期決算 暗雲漂う日産2020

2020年2月に入って、各自動車メーカーの第3四半期の決算報告が行なわれている。第3四半期とは10月〜12月期を意味するが、4月から12月までの3期分を総括することで3月の決算に向けて企業動向を占う重...

自動車メーカーにとって視界不良の船出

この記事は2019年2月に有料配信したものを無料公開したものです。 2019年2月上旬に各自動車メーカーの第3四半期の決算が相次いで発表された。この第3四半期の決算内容は3月末の通期決算を予見できる重...

トヨタの次世代モビリティ戦略 MaaSとコネクテッドの展開を考える

この記事は2019年2月に有料配信したものを無料公開したものです。 2018年1月にラスベガスで開催されたCES2018で、豊田章男社長が「トヨタはモビリティカンパニーになる」と宣言した。この意味は自...
GM 初の電気自動車専用工場を開設 電動化攻勢を開始

GM 初の電気自動車専用工場を開設 電動化攻勢を開始

GMは2020年1月29日、全車電動化の未来というビジョンの実現に向け、電動トラックとSUVを生産するためにデトロイト・ハムトラックの組立工場に22億ドル(2400億円)を投資すると発表した。ハムトラ...

内燃エンジンを支える石油、ガソリンを考える

この記事は2018年12月に有料配信したものを無料公開したものです。 世界の自動車メーカーは、現在、2030年頃を目標に本格的な電動化を進めている。もちろん電動化の中には純電気自動車、燃料電池車、PH...

ゴーン逃亡!終わりのない日産のドラマ 驚愕の展開が続く2020

2019年12月31日、驚愕のニュースが飛び込んできた。「私はいま、レバノンにいる」というカルロス・ゴーン元会長のメッセージが伝えられた。ゴーン元会長は長い勾留後の保釈中で、インターネットやスマートフ...

スバル/STI 2020年STIの取り組みとモータースポーツ体制【インタビュー】東京オートサロン2020

2020年1月10日、SUBARU/STIは、東京オートサロン2020の会場で、今季のモータースポーツ体制を発表したが、オートプルーブでは、多くの人が気にしている次期エンジンやマシンについて、そしてS...

フォルクスワーゲン 2020年電動化攻勢についてステファン ゾンマー博士に聞く【フランクフルトモーターショー2019】

近年、低炭素社会を目指す動きが活発化しているが、自動車産業でのCO2フリーは電動化という戦略で歩み始めている。Well to Wheelでの考え方でCO2フリーを実現しなければならないが、先のCOP2...

フォルクスワーゲン 電動化戦略と自動運転

この記事は2019年6月に有料配信したものを無料公開したものです。 フォルクスワーゲンは、2019年5月に開催された「第40回ウイーン国際エンジン・シンポジウム」で、同社が開発した電気自動車用モジュラ...

フォルクスワーゲン 今後10年間で2200万台のEV車生産は本気なのか?

この記事は2019年3月に有料配信したものを無料公開したものです。 フォルクスワーゲンはジュネーブモーターショー2019で、EVコンセプトカーの「ID.バギー」と現時点でトップレベルとなる先進運転支援...
ページのトップに戻る