雑誌に載らない話

プロダクト以外の自動車産業にまつわる情報をまとめたもので、企業の中長期目標やブランディングの方向性、企業が目指す世界観など、自動車専門誌には載らない情報を掲載しています。特に、実用領域に達していないが、企業が進めている最新技術などはここにしかありません。プロダクトから一歩離れた視点で、自動車産業を見つめているページです。

EU 2035年以降「e-フュエル」限定でエンジン車容認へ

2023年3月26日、日本のメディアが次々に「EUが2035年以降もエンジン車販売を容認する方針に転換、合成燃料を利用」などの見出しをつけた報道を行った。その結果、やはりできもしない内燃エンジン車の販...

2035年にエンジン車の新車販売禁止へ…欧州議会が承認

ベルギーのブリュッセルで開催されたヨーロッパ議会(EU)は2023年2月14日、ヨーロッパ域内でガソリン車などの内燃エンジンの乗用車、商用バンの新車販売を2035年から事実上禁止する法律を正式に承認し...

日産が新たな電動化戦略を発表 BEV19車種を含む27車種の電動車投入へ

日産自動車は、これまでに電動化を含む長期ビジョン「Nissan Ambition 2030」を発表していたが、2023年2月27日にアシュワニ・グプタ最高執行責任者が会見し、業績の回復に合わせ電動化を...

トヨタの佐藤新社長が会見「次世代BEVを起点とした事業改革」レクサスから導入へ

トヨタは2023年2月13日に記者会見を開催し、2023年3月1日付、2023年4月1日付の役員人事、幹部職人事、新取締役の体制について発表するとともに、佐藤恒治新社長が今後取り組む課題を発表した。そ...

ルノー、日産、三菱が共同会見 対等な出資比率など新たなアライアンス枠組みを発表

ルノー・グループと日産自動車、三菱自動車の首脳は2023年2月6日、ロンドンで共同記者会見を行ない、アライアンス・オペレーティング・ボード議長のジャン・ドミニク・スナール氏、ルノー・グループのルカ・デ...

日産・ルノー 株式15%相互保有でアライアンス新時代へ

日産自動車とルノー・グループは2023年1月30日、両社で2022年以来行なわれていたアライアンスに関する協議の結果、パートナーシップ、アライアンスの新たな関係の概略を発表した。 両社の新たな基盤、つ...

マツダ 中期経営計画をアップデート 電動化加速へ

マツダは2022年11月22日、丸本明社長が出席し従来の「中期経営計画」を見直し、電動化を加速させることを発表した。その背景には、世界の電気自動車化への潮流が従来の予想より強まっていること、主要マーケ...

EUが義務化したスピード違反防止システム「ISA」導入の背景

ヨーロッパ連合(EU)は2022年7月6日以降に発売される乗用車、商用車、バス/トラックなどのすべての新車にスピード違反を防止する技術であるインテリジェント・スピード・アシスト(ISA)の搭載を義務付...

トヨタ 水素エンジン車の「GRヤリス」がヨーロッパを初走行

トヨタは2022年8月22日、ベルギー・イープルで開催された世界ラリー選手権(WRC)第9戦で、トヨタが試験開発中の水素エンジン車「GRヤリス」を豊田章男社長がステアリングを握りデモ走行を実施したと発...

EV時代を迎えつつある今、エンジン車と電気自動車の歴史を振り返る

メルセデス・ベンツ博物館に、130年前の「シュレッダーカー」が展示されている。1892年製のこのダイムラー車は世界で最も古いプレステージカーとされている。 ダイムラー社初の市販高級モデル「モーターカー...

ボッシュ 次世代の車両コントロールシステム「ビークス・ダイナミック・コントロール2.0」を発表

メガサプライヤーのボッシュは、このほど次世代の車両コントロールシステム「ビークス・ダイナミック・コントロール2.0」(Vihcle dynamic contorol 2.0)を開発したと発表した。ボッ...

電気自動車がさらに買いやすくなる!?東京都が補助金を75万円まで拡充

東京都は2022年7月15日、電気自動車の補助金を75万円まで拡充することを決定した。その理由は現在の電力危機に対応するため、電気自動車(BEV)やビークル・トゥ・ホーム(V2H)などの導入を積極的に...

なぜカローラでスポーツカーを?「GRカローラ」開発の裏側に迫る!

2022年6月1日に発表されたトヨタGRの新型車「GRカローラ RZ」には、社長の豊田章男肝入りモデルでもある「GRカローラ モリゾウエディション」も同時に披露されている。そのGRカローラについて、開...

電気自動車先進国のトレンドは?中国市場の今を徹底解説

2021年の電気自動車(BEV)の世界における販売台数は、メーカー別の集計ではテスラがトップに君臨し、上位20社の中で12社もが中国の国産車となっていることが改めて注目されている。日本ではそれほど存在...

【訃報】伝説のプロ・ドライバー、高橋国光さん亡くなる

日本の伝説のプロ・ドライバー、高橋国光選手が2022年3月16日に逝去した。享年82歳。生きる伝説ともなっていた高橋国光選手は、日本の自動車産業の興隆と歩みを同じくしてモーターレーシングの世界で活躍し...

ルノー 中国、韓国市場で中国ジーリー・グループと協業

ルノーの中国市場における戦略の再構築は着々と進んでいる。ルノー・グループと中国民営自動車最大手の浙江吉利控股集団(ジーリー・グループ)は、2021年8月に中国、韓国でハイブリッド車の合弁事業に乗り出す...

【コラム】MBD推進センター発足 世界に負けないユニークさを武器に

2021年9月24日MBD推進センターが発足し、マツダの人見光夫委員長らが記者会見を行なった。 会見するマツダの人見光夫氏 MBD推進センターとは何か。 そもそもMBDとは? モデルベース開発の略で開...

トヨタ 部品不足により9月生産をグローバルで40%減に

トヨタは2021年8月19日、国内の生産工場の8月~9月の稼働計画について発表しました。トヨタは8月下旬から9月にかけて、全14工場/28ラインの中で14工場/27ラインに休業日を設け稼働停止するなど...

トヨタ 水素エンジン カローラのレース参戦でH2の可能性を盛り上げる豊田社長の狙い

九州のオートポリス・サーキットで2021年7月31日~8月1日にスーパー耐久シリーズ第4戦が開催され、豊田章男社長が率いるROOKIEレーシングは富士24時間レースに引き続き、水素内燃エンジンを搭載し...

新戦略「New Auto」はフォルクスワーゲン・グループの目指す近未来戦略

フォルクスワーゲン・グループは2021年7月13日、本社のあるウォルフスブルグで、ソフトウェア主導のモビリティ企業に変革するための「New Auto」戦略を発表した。 [caption id="att...
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