トヨタ「第90回ル・マン24時間レース」チーム体制を発表

トヨタGAZOOレーシングは2022年6月2日、11日〜12日にかけてフランスのル・マンで開催される世界耐久選手権シリーズで最も重要な伝統の1戦、第90回ル・マン24時間レースにチーム5連覇を賭けて挑むチーム体制を発表した。

なお、トヨタGAZOOレーシング・チームは、世界耐久選手権がハイパーカー規則で戦われるようになった昨年はこのル・マン24時間レースで優勝を遂げている。

2022年の世界耐久選手権シーズンの第3戦となるル・マン24時間レースは、シリーズポイントで通常のレースの倍のポイントを獲得でき、強力なライバルであるアルピーヌやグリッケンハウスと激しい戦いを繰り広げているハイパーカークラスで、マニュファクチャラーズ、ドライバーズの両ポイント・ランキングとも上位に浮上するチャンスとなる。

マシンは「GR010ハイブリッド」で、7号車は小林可夢偉、マイク・コンウェイとホセ・マリア・ロペス選手、8号車はベテランのセバスチャン・ブエミ、ブレンドン・ハートレー、そして初のワークスマシンに乗る平川亮選手というドライバーの布陣となっている。

そしていよいよ伝統のレースのレース・ウイークが始まり、6月3日〜4日にかけてル・マン市の中心部の広場で公式車検が行なわれた。トヨタGAZOOレーシング・チームは4日に車検が行なわれ、恒例のチーム記念撮影なども行なわれた。

今年のル・マン24時間レースは、6月5日に公道区間を封鎖して唯一のテスト走行機会となるテストデーが行なわれ、8日から本格的なレースウィークが開幕する。

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