ル・マン24時間レース2026 トヨタTR010ハイブリッドが4年ぶりの優勝を飾る

トヨタレーシングは2026年6月14日、サルトサーキットで開催された第94回ル・マン24時間レースで、7号車のTR010ハイブリッド(マイク・コンウェイ/ニック・デ・フリース/小林可夢偉)が4年ぶりの優勝を果たした。

予選ではキャデラック勢が速さを見せ、38号車キャデラックがポールポジションを獲得。BMWも好調で、フェラーリ、トヨタは予選で苦戦していた。特にトヨタはハイパーポール進出に失敗し、決勝では後方グリッドからのスタートとなった。

決勝は好天のドライコンディションでスタートが切られた。15番手からスタートした8号車トヨタが序盤から猛烈なペースで順位を上げ、わずか1時間でトップに浮上。トヨタ勢は予選の不振を感じさせないレース展開となった。

一方、ポールスタートのBMW15号車は順位を落とし、キャデラックやBMW20号車が先頭争いを展開。フェラーリは前年までの3連勝チームとして注目されたが、レースではトラブルが発生するなど苦戦を強いられた。

トヨタを猛追したBMW MハイブリッドV8

夜間に入ってもトヨタ、BMW、キャデラックの三つ巴の戦いが続き、セーフティカーが導入される場面もあり、各車の差が何度もリセットされた。

存在感を高めたキャデラック VシリーズR

また、上位陣にも様々なトラブルが発生し、キャデラック38号車は終盤まで優勝争いを展開したが、最終的にステアリングのトラブルでリタイヤ。BMW15号車は予選上位からスタートしたものの、レース途中で戦線離脱した。

そして、GT3車両のクラッシュ事故により、セーフティカーが導入され、それまでのBMW、キャデラックのリードが消滅し、逆にこのタイミングでトヨタの8号車、7号車が1、2番手に浮上。しかしトヨタ8号車はブレーキ冷却ダクトの修理よりタイムロス。これによって7号車が首位へ浮上した。

レース残り数時間になると、2番手に着けるBMW20号車がトヨタ7号車を追走し、徐々に追い詰めたものの、逆転には至らず。ゴール時の差はわずか10.9秒だった。

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