トヨタ自動車は、2018年8月のトヨタ、ダイハツ工業、日野自動車の生産、国内販売、輸出の実績を発表した。
生産
国内生産では、トヨタは23.5万台(前年同月比101.6%)と、2ヶ月連続で前年同月実績を上回った。ダイハツは6.6万台(前年同月比104.6%)と、5ヶ月振りに前年同月実績を上回り、日野は11.9千台(前年同月比95.5%)と、前年同月実績を下回っている。合計は31.3万台(前年同月比101.9%)と、3ヶ月振りに前年同月実績を上回る結果となった。
海外生産は、トヨタは中南米・アジアで増加し、48.9万台(前年同月比101.9%)と、2ヶ月連続で前年同月実績を上回った。ダイハツはインドネシアで増加し、5.0万台(前年同月比173.7%)と、8ヶ月連続で前年同月実績を上回り、日野はアジアで増加し、4.3千台(前年同月比125.5%)と、14ヶ月連続で前年同月実績を上回っている。合計は54.4万台(前年同月比106.1%)と、2ヶ月連続で前年同月実績を上回るとともに、8月としては過去最高となった。
販売
国内販売は、トヨタは11.1万台(前年同月比101.1%)と、2ヶ月連続で前年同月実績を上回った。そのうち、レクサスブランド車の販売は3019台(前年同月比121.3%)、軽自動車の販売は2811台(前年同月比101.9%)であった。除軽市場におけるシェアは46.3%(前年同月差+0.6ポイント)、含軽市場におけるシェアは30.4%(前年同月差-0.4ポイント)である。
ダイハツは4.36万台(前年同月比99.95%)と、2ヶ月振りに前年同月実績を下回っている。そのうち、軽自動車の販売は4.09万台(前年同月比99.0%)と、前年同月実績を下回った。軽市場におけるシェアは31.3%(前年同月差-2.8ポイント)。
日野は5.3千台(前年同月比67.9%)と、前年同月実績を下回っている。そのうち、普通トラックの販売は2.8千台(前年同月比59.0%)と、前年同月実績を下回った。輸入車を除く最大積載量4t以上のトラックの市場である普通トラック市場におけるシェアは38.6%(前年同月差-6.4ポイント)であった。
合計は16.0万台(前年同月比99.2%)と、2ヶ月振りに前年同月実績を下回る結果となった。含軽市場におけるシェアは43.9%(前年同月差-1.5ポイント)である。
輸出
輸出は、トヨタは中南米・欧州・アジア・オセアニア・中近東・アフリカに向けた輸出が増加し、14.6万台(前年同月比106.4%)と、2ヶ月連続で前年同月実績を上回っている。ダイハツは輸出が1台で、日野は北米・中南米・欧州・アジア・アフリカに向けた輸出が減少し、4.9千台(前年同月比74.7%)と、前年同月実績を下回った。合計は15.0万台(前年同月比104.9%)と、2ヶ月連続で前年同月実績を上回っている。