マツダは2017年6月2日、『マツダ CX-3』のガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」搭載車(今夏発売予定)が、「WLTCモード*1」の認可を取得したことを発表した。
WLTCモードは、3つの走行モード「市街地モード(WLTC-L)」「郊外モード(WLTC-M)」「高速道路モード(WLTC-H)」で構成された国際的な試験方法で、従来のJC08モードに比べ、冷機状態での走行時間割合の増加、アイドリング時間比率の減少、運転者以外の乗員や積載物の重量考慮などにより、実際の使用実態を意識した内容となっている。
2017年夏以降、WLTCモードの認可を取得した車種から、同モードに基づく燃費「WLTCモード燃費」と、3つの走行モード毎の燃費値がカタログなどに表示される。ユーザーは自身の走行環境にあわせて、実態に近いモード燃費を確認することが可能となる。なお、2018年10月以降に販売する新型車については、省エネ法*2に基づきWLTCモード燃費表示が義務化される予定だ。