ホンダUK製造(HUM)は2021年3月26日、イギリス工場生産の「シビック ハッチバック」の燃料ポンプに不具合があるとしてリコールを届け出ました。
なおこのリコールは2020年5月に届け出されていますが、対象車両が拡大したため、再度リコールとして届け出されました。
この不具合は106件の市場からの報告によるもので、燃料タンク内のサプライヤーが供給した低圧燃料ポンプ内のインペラ(樹脂製羽根車)の成形条件が不適切なため、樹脂密度が低くなって、燃料により変形することがあるというものです。
そのため、インペラがポンプカバーと接触して燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、走行中エンストに至る恐れがあります。
対策は該当車両の低圧燃料ポンプを対策品と交換することになります。
該当車両は、2019年2月~2020年9月の間にホンダUK製造で生産された「シビック ハッチバック」で、合計6925台です。