ホンダモーターヨーロッパ・リミテッドは、現地時間2016年3月1日に、ジュネーブモーターショーにて、新型「シビック ハッチバック」のプロトタイプモデルを、2017年初頭の欧州市場における発売に先駆けて世界初公開した。
今回、プロトタイプを初公開した新型シビック ハッチバックは、コンパクトクラスの新基準を確立したシビックシリーズの5ドアモデルとなる。現行モデルが欧州地域専用のプラットフォームを持つのに対し、今回はセダン、クーペと共にグローバルモデル共通のプラットフォームを使用して開発している。
欧州向けには、新開発の1.0L直噴VTECターボ、1.5L直噴VTECターボ、1.6L i-DTECディーゼルエンジンを搭載したモデルをラインアップする。
欧州向けシビック ハッチバックは、ホンダオブザユー・ケー・マニュファクチュアリング・リミテッド<ホンダ of the UK Manufacturing. Ltd.(HUM)>で生産され、今後は、欧州のみならず北米などにも販売を展開する。
このほか、欧州で初公開し、2016年中に導入を予定している新型の燃料電池自動車「クラリティ フューエル セル」や、2016年から欧州でも販売予定の新世代スーパースポーツモデル新型「NSX」などを出展する。
NSXは、ドイツでは約180,000ユーロから、イギリスでは約130,000ポンドから販売し、4月より受注を開始。2016年秋より引き渡しを予定しているという。