ホンダは2026年4月16日、新型EV「インサイト(INSIGHT )」を4月17日から発売すると発表した。また、オンラインストア「Honda ON」専用の「Honda ON Limited Editionも設定され、専用のホワイト内装とし、数量限定で販売される。

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「インサイト」という車名は、ホンダ初のハイブリッドカーとして1999年にデビューし、その後3世代にわたり2022年まで販売されていた。今回の新型「インサイト」は4代目となる。

新型「インサイト」は、東風ホンダが中国・武漢工場で生産している「e:NS2」の右ハンドルにした日本仕様だ。東風ホンダの「E:NS2」、その兄弟モデルである広汽ホンダの「e:NP2」は2024年の北京モーターショーで発表され、その直後から発売されている。

ボディサイズは、全長4787mm、全幅1838mm、全高1570mm、ホイールベース2735mmのDセグメント・サイズの5ドア・クロスオーバーSUVだ。
e:Nシリーズ専用の「e:N Architecture F」をベースに、ダイナミック性能の向上、航続距離の向上を図ったモデルである。

エクステリアは、クロスオーバーSUVとして個性的なボディ骨格と、シャープなデザインにより、ソリッド感、未来感のあるデザインだ。

インテリアは、包み込むような造形と 室内全体の繋がりを意識したラウンドデザインに仕上げている。上質なソフトパッド素材を採用するとともに、インスツルメントパネルやドアの造形に沿ってLEDアンビエントランプを装備するなど質感を高め、どこに座っても心地よく、上質で一体感のある室内空間としている。

フロントシートは高めのアイポイントとし、見晴らしのよい視界を確保。ヘッドアップディスプレーを主体とし、必要な情報をシンプルに整理したメーターと組み合わせ、視線移動を抑えた安心感の高い運転環境としている。
また、運転席と助手席を隔てないセンターコンソールの構造により、前席間のウォークスルーが可能だ。リヤシートでは、足元のスペースを大きく確保しながらリクライニング機能を採用し、後席に乗る人にとって長時間の移動でも快適な空間を実現。

また、日常での使用から週末のレジャーまで幅広いシーンに対応できる大容量のラゲッジ容量を確保している。さらに 荷室床面を上段・下段に設定できるラゲッジボードや後席可倒機構により、より大きなラゲッジ容量を生み出すことができる。

室内の装備では、シートやステアリング、インテリアの各ヒーターの協調動作を可能とするインテリジェントヒーティングシステムを採用し、後席の乗員有無を自動判別し、エアコン出力と消費電力の最適化を行なうAUTO モードを備えている。また輻射熱を用いたパネルヒーターも組み合わせることで、従来の温風ヒーターに比べて省電力かつ静かで乾燥しづらい温暖環境を追求するとともに、ヒーターによる電力消費を抑制している。


エアコン作動時に室内に香りを広げるアロマディフューザーを採用。香りはディスプレイオーディオの画面から6種類のカートリッジ選択が可能。カートリッジは車内には最大3本まで装着できる。

オーディオは、専用設計のBOSE製スピーカー12個を最適配置。全席で自然な広がりと臨場感あふれるオーディオを楽しむことができる。
パワートレインは、高出力、高トルクながらコンパクトなドライブユニットをフロントに搭載するFWDモデルだ。モーター出力は150kW(204ps)。大容量かつ薄型化した容量68.8kWhの3元系バッテリーを搭載。バッテリーを適温に保つ温度管理システムを組み合わせることで、あらゆる走行シーンにおいて安定したパフォーマンスを発揮する。
航続距離はWLTC モードで535kmを達成。50kW以上の急速充電機を使用すると、充電残量警告灯が点灯した時点から80%充電まで約40分という高い充電性能を備えており、待機時間のストレスを軽減している。
また、AC外部給電器「Honda Power Supply Connector(パワーサプライコネクター)」 を使用することで最大1500Wまでの外部出力が可能で、アウトドアなどの外出先で電気製品が使用できる。
運転支援システムは、ホンダセンシングを標準装備。渋滞追従機能付きアダプティブクルーズコントロールから衝突軽減ブレーキ、オートハイビーム、パーキングパイロットなど多くの支援機能を備えている。
なお、新型「インサイト」は日本に限定3000台で導入される予定だ。
価格(政府CEV補助金は130万円)














