メルセデス・ベンツ日本（MBJ）は2016年9月29日、通常価格19万9000円のオプションとなっている安全運転支援システム「レーダーセーフティパッケージ」を、2016年10月1日から12月28日までの期間に限り、無料で提供する「メルセデス レーダーセーフティ無料キャンペーン」を実施すると発表した。
MBJでは2016年9月21日から9月30日にかけて実施された「平成28年秋の全国交通安全運動」と、その最終日の9月30日が「交通事故死ゼロを目指す日」であるのに合わせて、自動車メーカーの責任として交通事故ゼロの理想を目指すために本キャンペーンの実施を決定した。
対象となるのは、Aクラス／Bクラス／CLA／CLAシューティングブレーク／GLAの5モデル。いわゆる「新世代メルセデス＝NGCC（New Generation Compact Cars）」と呼ばれるコンパクトモデルで、「レーダーセーフティパッケージ」がオプションとして設定されていることが条件になる。さらにキャンペーン特設サイトで応募のうえ、12月28日までの期間内に対象車両の成約・登録した人が対象となる。
なお「レーダーセーフティパッケージ」とは、ミリ波レーダーやカメラによって周囲の状況を認識して事故を未然に防止、被害を軽減する先進の安全運転支援システム。速度に応じて最適な車間距離を自動でキープする「ディスタンスパイロット・ディストロニック」や、車両斜め後ろの死角エリアをモニタリングして危険を知らせる「ブラインドスポットアシスト」、車線を外れるとステアリングを振動させてドライバーに警告する「レーンキーピングアシスト」、衝突直前に乗員のシートベルトやシート位置を可能な限り調整してダメージを最低限に抑える「PRE-SAFE」などで構成されている。
