史上最大規模の進化、究極のラグジュアリーへ 新型メルセデス・マイバッハSクラス登場

メルセデス・ベンツ日本は2026年9月15日、大幅に改良された現行のSクラスをベースにしたラグジュアリーセダン「メルセデス・マイバッハSクラス」を発売した。

マイバッハ S580

「究極の洗練されたラグジュアリー」を掲げる新型マイバッハSクラスは、ベースとなる新型Sクラスのロングホイールベースモデルからさらに180mmホイールベースを延長し3396mmとし、その大半を後席の足元空間拡大に充てることで、ショーファードリブンとしての快適性を一段と高めている。

マイバッハ S580のインテリア

エクステリア
エクステリアは、フロントグリルが従来比で約20%拡張され、「Maybach」のレタリングが浮かび上がるイルミネーテッドラジエターグリルを新採用。マイバッハエンブレムをあしらったフロントエプロン、ローズゴールドのアクセント、スターデザインを組み込んだデジタルライトなどが、ひと目でわかる高級感を演出する。

マイバッハ S680

V12エンジンを搭載する「メルセデス S680」には専用の新エンブレムが与えられ、外観からモデルを識別できるようになった。サイドには「MAYBACH」の文字が路面に浮かび上がるブランドロゴプロジェクターライトを新採用し、乗降時にも特別な演出を用意。

リヤではクロームフレームで縁取られた片側3連のスターモチーフを配した新デザインのコンビネーションランプが採用され、トランクリッドのハンドルストリップもクロームとハイグロスブラックのツートーンに刷新された。標準ホイールは新デザインの20インチ・マイバッハアルミホイールとなり、伝統のディッシュホイールは引き続きオプション設定。ボールベアリング機構により、走行中も常に正立を保つセンターキャップが与えられている。

オプションのナイトシリーズパッケージでは、グレー/ブラック/ホワイト系ボディカラーやツートーンペイントにダーククロームアクセントを組み合わせ、よりダークで現代的な佇まいを演出。新型では新たにノーティックブルー(メタリック)との組み合わせが可能になった。

インテリア
インテリアは、インストルメントパネルやドアトリム、センタートリムを新設計し、デジタルとアナログのラグジュアリーを高い次元で両立させた室内空間を実現。標準装備の「MBUXスーパースクリーン」は、メディアディスプレイが14.4インチ、助手席用ディスプレイが12.3インチとなり、トリムの上に浮かぶようなスリムなデザインでコックピットに広がりを与える。ステアリングには一部物理ボタンを組み合わせた新デザインを採用し、操作性を向上。

センタートリムは面積を拡大し、ウォールナット材にV字溝を施した「オープンポアアンバーブラウン・フィッシュボーンパターンウッド」が新たに標準となるほか、ハイグロス仕上げやMANUFAKTUR仕様のピアノラッカー、オープンポアウォールナットなど複数のオプションが用意されている。

内装色にはブラックやマキアートベージュ/ブロンズブラウンパールに加え、ラグジュアリーファッションから着想を得た新色「ビーチブラウン」が登場。MANUFAKTURインテリアパッケージでは、従来のヨットブルーやディープホワイトに加え、タバコブラウン、レイクグリーン、コーンイエロー、カーマインレッドの4新色が選択可能になった。

快適装備では、シートヒーターと連動する「ヒーテッドシートベルト」を前席に初採用。後席には13.1インチに拡大されたMBUXリヤエンターテインメントシステムや新デザインのリヤベント、左右独立のMBUXリモートコントローラーが備わり、後席の利便性が大きく向上している。

パワートレインとシャシー
パワートレインは2種類を設定。「メルセデス マイバッハ S580 (ISG)」に搭載される新開発のV型8気筒ガソリンエンジン「M177 EVO」は、最高出力395kW(537ps)、最大トルク750Nmを発揮する。マイルドハイブリッド機構との組み合わせにより、シームレスな出力特性とエネルギー回生、高い静粛性を両立。

フラッグシップの「メルセデス マイバッハ S680」には、5980ccのV型12気筒ツインターボエンジン「M279」を搭載。最高出力612PS(450kW)、最大トルク900Nmという、ゆとりのスペックを9G-TRONICトランスミッションと4WDシステム「4MATIC」の組み合わせで路面へ伝える。

全モデルに採用される「リヤアクスルステアリング」は、大型ボディ、4WDでありながら小回り性能を実現。約60km/h未満ではリヤホイールをフロントと逆方向に最大約10度(有償オプションの21インチホイール選択時は最大4.5度)操舵し、駐車や市街地での取り回しを向上。60km/hを超える速度域ではフロントと同方向に最大3度操舵し、高い走行安定性を実現している。

サスペンションは、S680にインテリジェントダンパー付きAIRMATICサスペンションを、S580 (ISG)にはフルアクティブサスペンション「E-ACTIVE BODY CONTROL」を採用。前方の路面をステレオカメラで捉え、あらかじめ減衰力を調整する「ロードサーフェススキャン」機能や、コーナリング時の車体傾きを抑える「CURVE」機能により、フラットな乗り心地を追求している。

電子プラットフォーム、装備
独自開発したオペレーティングシステム「MB.OS」を新採用。これを中核に据えた第4世代MBUXでは、Google Mapをベースとする新しいナビゲーション体験や、ChatGP・Microsoft Bing・Google Geminiを統合した生成AI搭載のバーチャルアシスタントなどを実装し、単なる操作系にとどまらない“学習し応答するパートナー”への進化を図っている。

運転支援・駐車支援を担う「MB.DRIVE」は、10基の外部カメラ(発表時点の日本仕様は8基)、5基のレーダー、12基の超音波センサーを組み合わせ、AIによる高精度な周辺認識を実現。ライティングでは新世代のマイクロLED「DIGITALライト」を採用し、欧州仕様参考値で最大40%の照度向上を果たしている。

装備では、後席の乗降性を高める電動開閉式のリヤドア(コンフォートドア)を標準装備。傾斜のある路面でも容易に開閉できるほか、後方から近づく歩行者などを検知すると自動的に作動を止める安全機能も備えている。

安全面では、前面衝突被害を軽減する「PRE-SAFEインパルス」や、側面衝突の直前に作動する火工式拘束システム「PRE-SAFEインパルスサイド」を採用。後席乗員用の追加エアバッグも標準となり、最大15個のエアバッグを搭載している。

「MANUFAKTUR Made to Measure」を導入
パーソナライゼーションプログラムとして、従来の「MANUFAKTUR」、「MANUFAKTUR Exclusive」に加え、新たに「MANUFAKTUR Made to Measure」を導入した。専任スタッフとのマンツーマンによるコンサルテーションを通じて、外装色100色以上、内装色400色以上、ステッチカラー80色以上という膨大な選択肢から、顧客一人ひとりの希望を形にしていく。
ヘッドレストやフロアマットへの刺しゅう、70色以上から選べるイルミネーテッドステップカバーなど、細部まで顧客の好みに合わせて作り込めるのも最上級ラグジュアリーカーならではとなっている。

価格

メルセデス・マイバッハ 関連記事
メルセデス・ベンツ 関連記事
メルセデス・ベンツ日本 公式サイト

ページのトップに戻る