パイオニア 法人車両用のLTE通信モジュール、カメラ、GPS搭載のミラー型テレマティクス端末を発売

雑誌に載らない話vol117
パイオニア ミラー型LTE通信端末

2015年6月17日、パイオニアは、車両内の「総合インフォテインメント」のリーディングカンパニーを目指し、今後広がりが予想されるコネクテッドカー(インターネット常時接続車両)に向けて次世代車載機器とクラウドサービスの開発・提案を行なっている。

そしてこのほど、LTE通信モジュールを搭載したミラー型テレマティクス端末を7月に発売し、次世代型法人車両向けに提供を開始し、業務用車両向けテレマティクスサービス「ビークルアシスト」へ対応すると発表した。

パイオニア ミラーテレマティクス端末_インユース
カメラ、GPS、LTE通信モジュールを内蔵したハーフミラー型端末

新発売するミラー型テレマティクス端末は、高速・大容量・低遅延のLTE回線を使って常時ネットワークに接続し、クラウドサービスを活用した業務指示や車両の動態管理をリアルタイムで行なうことができる。

端末はハーフミラータイプの5型静電式タッチパネル付き液晶を採用し、幅広い車種への取付ができる。LTE通信モジュール、広角車載フロントカメラを内蔵し、ドライブレコーダーとしても使用できるほか、独自の画像センシング技術によるレーン移動検知/前方車両発進検知や、内蔵GNSS(全地球型測位システム)による自車位置の捕捉、内蔵センサーによる危険運転検知などの運転支援サービスでドライブをサポートすることができる。

パイオニア ミラーテレマティクス端末_レーン移動検知

この端末はクルマのバックミラーに簡単に取り付けられ、大がかりなシステム構築を必要としないので導入コストを抑えることができ、ユーザー独自のサービスをアプリケーションとして搭載し、ネットワーク経由で機能の拡張やバージョンアップができるなど、幅広い業務用途での活用が可能だ。

パイオニアが今春より本格的に展開している業務車両向けテレマティクスサービス「ビークルアシスト」の端末として使用すれば、動態管理に加え、日報・走行軌跡レポート・運転評価レポートの作成やドライバーへのメッセージ送信・読み上げなど、より高度な運行管理と運行支援サービスが実現する。

パイオニア関連情報
パイオニア公式サイト
パイオニア ビークス.ルアシスト公式サイト

ページのトップに戻る