【ダンロップ】SUV用スタッドレスタイヤ「WINTER MAXX SJ8」を新発売

2013年7月18日、住友ゴムは、ダンロップ・ブランドの乗用車用スタッドレスタイヤ「WINTER MAXX」の技術を用いた、SUV用スタッドレスタイヤ「WINTER MAXX SJ8」を9月から発売すると発表した。発売サイズは30サイズで、価格はオープン価格。

「WINTER MAXX SJ8」は、乗用車用スタッドレスタイヤ「WINTER MAXX」で採用した、氷の路面をしっかりひっかく「MAXXシャープエッジ」とダンロップ独自の新材料開発技術「4D NANO DESIGN」(フォーディー ナノ デザイン)により開発された、強くて柔らかい「ナノフィットゴム」を採用している。

・氷上ブレーキ性能比較

氷上ブレーキ性能を同社従来品比で11%向上し、「WINTER MAXX SJ8」専用パターンにより、氷上性能をはじめ雪上、シャーベット、ドライ、ウエット路面まで、冬の様々な路面で高い性能を発揮する。発売サイズは15インチから19インチまでの30サイズで、幅広い車種に対応できるようになっている。

新製品の特徴は、まず「MAXXシャープエッジ」が挙げられる。ダンロップ独自のサイピング技術「ミウラ折りサイプ」のサイプ幅を従来品より25%細くすることで、ブロックの倒れこみを抑制。また、サイプの数も増やすことができるため、タイヤ全体のエッジ成分が従来品に比べ9%アップし、路面へのひっかき効果を高め氷上ブレーキ性能を向上した。

またダンロップ独自の新材料開発技術「4D NANO DESIGN」により、ナノ領域での柔軟性と、マクロ領域での剛性を両立した「ナノフィットゴム」を開発し、採用している。軟化剤がゴム内部でクッションの役割を果たし、ナノ領域の氷の凹凸に柔軟に変形でき強く密着することで、氷上ブレーキ性能を向上。また、高密度シリカがゴム内部でネットワークを構築することで支え合い、マクロ領域のゴムの剛性を高めている。これにより、ブロックの倒れこみを抑制し、「MAXXシャープエッジ」の効果を引き出している。

 

さらに「WINTER MAXX SJ8」専用パターンを新開発し、雪を踏み固めることで雪上のトラクション性能を生む、雪柱せん断力を最大化する方向性パターンを採用している。ミドルブロックに配置したT字型の溝が効果的に雪を固めて雪上路面をグリップ。また、パターン全体の剛性を高めることで、高速走行時の操縦安定性能が従来品に比べ12%向上している。

・総合性能

 

 

 

ダンロップ公式サイト
住友ゴム公式サイト

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