【ブリヂストン】欧州向け商品と独自技術をアピール ジュネーブモーターショー2012

2012年3月21日、ブリヂストンは3月6日から開催されるジュネーブモーターショー2012の出展内容を発表した。同社は「Reliable(安心・信頼)」、「Economical(経済的)」、「Futuristic(未来)」の3つのテーマに合わせた展示を行い、商品の魅力と技術力、先進性をアピールする。

展示は次のような内容になっている。

まず、Reliable(安心・信頼)というテーマに対して、Turanza T001はヨーロッパでの高速走行やウェット路面の走行で高い安定性を備え、低燃費を達成したタイヤを映像とともに紹介。ランフラットテクノロジーを採用しているタイヤでは、ラインアップ商品であるPOTENZA S001 RFTを展示し、パンクして空気圧がゼロになっても所定のスピードで一定の距離を走行可能なランフラットタイヤのメリットを説明。また、冬用タイヤでは、雪道や凍結路で滑らず、安全に走るために設計した冬用タイヤを紹介する。

Economical(経済的)というテーマでは、商品ラインアップであるECOPIAで、安全性能などタイヤに求められる性能を高次元で維持しながら、転がり抵抗低減による燃費の向上を実現したタイヤについて、体感装置を用いて転がり抵抗の低減をデモンストレーションする。

そしてFuturistic(未来)というテーマでは、タイヤサイド部へのカラー印刷技術を提案し、燃費を含めた環境に配慮し、早期実現化を目指しているタイヤ印刷技術を、まったく新しいクルマのドレスアップ手法として披露する。また、非空気入りタイヤ(エアフリーコンセプト)として、100%再生利用可能な材料を採用し、環境と安全、快適を高次元で達成することが可能な技術を紹介する。タイヤ接地面情報収集解析技術CAIS(カイズ)では、ドライバーの「安心」「安全」を確保することを目的に、通常走行中の乗用車でタイヤの振動を感知解析し、刻々と変わる路面状態を連続的に判定する技術を紹介するとしている。

ブリヂストン公式サイト

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