雑誌に載らない話

プロダクト以外の自動車産業にまつわる情報をまとめたもので、企業の中長期目標やブランディングの方向性、企業が目指す世界観など、自動車専門誌には載らない情報を掲載しています。特に、実用領域に達していないが、企業が進めている最新技術などはここにしかありません。プロダクトから一歩離れた視点で、自動車産業を見つめているページです。

中国の高級EVブランド「ZEEKR」を知っておこう vol3

2回に渡りZEEKRについてお伝えしてきた。2025年冬に国内上陸。EVのプレミアムブランドに位置付けられ、日本にはボルボと同じアーキテクチャーで作られたコンパクトSUV「ZEEKR X」とミニバン「...

中国の高級EVブランド「ZEEKR」を知っておこう vol2

2025年冬に上陸してくるZEEKR(ジーカー)だが、日本でのビジネス展開をどう考えているのか?中国車が日本でもヒットすると考えているのか、副社長のマーズ・チェン・ユ氏に話を聞くことができた。 すると...

【激震】ステランティス カリスマ カルロス・タバレスが辞任

ステランティス・グループのカルロス・タバレスCEO2024年12月1日付で辞任した。この辞任は同社取締役会で承認され、今後はジョン・エルカン会長と暫定執行委員会が経営を担当し、なるべく速やかに次期CE...

中国の高級EVブランド「ZEEKR」を知っておこう vol1

中国吉利汽車グループのプレミアムEVブランドZEEKR(ジーカー)が日本にやってくる。2025年冬。ちょうど1年先あたりに。 中国の自動車産業は目を見張る発展を遂げていて、巨大なコングロマリットと言え...

逆風強まる自動車産業

2024年10月末に日本の自動車メーカーの2024年上期の決算が出揃った。依然として円安が継続し、為替差益が収益を押し上げる一方で、主力市場のアメリカでは販売競争が激化し、中国、アジア地域では中国の自...

SUBARU 次世代アイサイトに必須のAI推論内蔵イメージセンサーをオンセミ社と協業開発

スバルは2024年11月19日、次世代アイサイト用の開発のために、アメリカの大手半導体メーカー「オンセミ(onsemi 米国アリゾナ州)と、Hyperluxイメージセンサー「AR0823AT」の専用設...

マツダ 中長期経営計画の進捗と具体的な商品投入計画、そして新ガソリンエンジン・スカイアクティブ-Zを開発

マツダは2024年11月7日、2025年3月期の上期決算発表を行ない、売上高は前年同期から3.3%増の2兆3939億1900万円、営業利益は前年同期から20.5%減の1030億4800万円、営業利益率...

【世界初】出光 植物由来のエンジンオイルでレース性能を実証

出光興産は、植物由来の原材料を80%以上用いたレース性能を持つエンジンオイル 「IDEMITSU IFG Plantech Racing(イデミツ アイエフジー プランテック レーシング)」を開発した...

日産 英国で電源インフラへの進出 EVから住宅や電力網への給電も含めたV2G総合的なエネルギー・エコシステムの実現

日産自動車は2024年10月10日、より手頃な価格の「Vehicle to Grid(V2G)」技術をイギリスで販売する一部のEVを対象として2026年に導入すると発表した。 V2Gは、EVのバッテリ...

【公式動画】NISMO生誕40周年記念とその歴史

日産自動車と日産モータースポーツ&カスタマイズは2024年9月17日、NISMOブランドが誕生40周年を迎えたと発表した。 日産は創業当初から伝統的にモータースポーツへ挑戦してきたが「NISM...

セレンス 車両用AI「セレンスChat Pro」をフォルクスワーゲンのIDAに組込み導入

自動車業界向けに音声認識、AI技術を提供するセレンスは2024年6月26日、フォルクスワーゲン・グループが、自動車に最適化したChatGPTを統合した「セレンス Chat Pro(チャット・プロ)」を...

ホンダ 電動化を機に四輪収益体質改善の「2024ビジネスアップデート」を説明

ホンダは2024年5月16日、三部敏宏社長、青山真二副社長(COO)、貝原典也副社長(生産・品質関連担当)の3名が出席し「2024 ビジネスアップデート」、つまり最新の電動化戦略の説明会を開催した。 ...

【マレリ】インテリア・イノーべションセンターで見た近未来のHMI

2024年4月、グローバル・サプライヤーのMARELLI(マレリ)は、3月に開設したインテリア・イノベーションセンターを公開し、次世代車両に求められるHIM等最新の取り組みの説明を行なった。 カルソニ...

ホンダ 北米でのEV生産体制強化と包括的バリューチェーン構築に向けた戦略

ホンダは2024年4月25日、カナダにおけるEV用リチウム・バッテリー生産に関して、旭化成とバッテリー用セパレーターの生産に関する協業に基本合意し、カナダでEVの包括的バリューチェーン構築に向けた検討...

ニッテラ 夢の技術を実現 電力を水素貯蔵し発電する「リバーシブルSOCシステム」を開発

ニッテラ・グループの日本特殊陶業は2024年3月27日、開発中の固体酸化物形セル(SOC:Solid Oxide Cell)を使用し、水電解による水素製造と燃料電池による発電を1台のセルスタックで実現...

日産 新経営計画「The Arc」で北米・中国市場を巻き返せるか

日産自動車は2024年3月25日、新経営計画「The Arc」を発表した。この新経営計画「The Arc」は、2020年度~2023年度に実行中の事業構造改革「Nissan NEXT」と、長期ビジョン...

EV、PHEV、FCVの令和6年度の車両補助額を決定。国産大手メーカーを優遇する結果に

経済産業省、次世代自動車振興センターは2024年3月19日、2024年(令和6年)4月1日以降のCEV補助金(対象:(EV、PHEV、FCV)の車両補助額を発表した。 この発表の内容は、厳密には令和5...

ボルボ EX30がCO2排出換算値でボルボのEV史上最も少ないと発表

ボルボ・カーズ本社は2024年3月14日、EX30がボルボEV史上最も少ないカーボンフットプリントを実現したと発表した。 EX30のライフサイクルアセスメント(LCA)によると、20万km走行あたりの...

【激震】日産 ホンダが戦略的パートナーシップの検討開始。SDVに向けスケールメリットをどれだけ出せるか

日産自動車とホンダは2024年3月15日、クルマの電動化・知能化に向け、戦略的パートナーシップの検討を開始する覚書を締結したと発表した。 近い将来に向けて、カーボンニュートラル、交通事故ゼロ社会に向け...

アウディ 環境プログラムMission ZEROの目標に向けて4つの柱で課題解決を目指す

アウディ本社は2024年1月31日、インゴルシュタット工場は2024年1月1日からネットカーボンニュートラルな方法による生産を開始していることを発表した。これにより、この工場は、ブリュッセル(ベルギー...
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