雑誌に載らない話

プロダクト以外の自動車産業にまつわる情報をまとめたもので、企業の中長期目標やブランディングの方向性、企業が目指す世界観など、自動車専門誌には載らない情報を掲載しています。特に、実用領域に達していないが、企業が進めている最新技術などはここにしかありません。プロダクトから一歩離れた視点で、自動車産業を見つめているページです。

ヒョンデ ソフトウェア・ブランド「プレオス25」を立ち上げ SDVを一歩先に進める計画を発表

ヒョンデ・モーター・グループは2025年3月28日、韓国・ソウルで開催された開発者カンファレンス「Pleos 25」で、ソフトウエア・ディファインド・ビークルの時代に向けた、新たなモビリティソフトウェ...

ルノーと日産の関係性を維持しつつ新たな戦略方針を発表

ルノー・グループと日産自動車は2025年3月31日、両者の新たな相互資本比率の変更、新たな戦略方針を発表した。 今回決定されたのは以下の項目だ。◾️両社の新アライアンス契約により、相互株式保有に関する...

日産 グローバル市場への投入モデルと新技術を発表し、危機的経営状況を打破する

日産自動車は2025年3月26日、今後の各市場に投入する新型車とマイナーチェンジ・モデル、2025年度から2026年度にかけて投入予定の新技術を発表した。 経営の危機的な状況からの脱却を目指す日産は、...

マツダ 電動化戦略の「ライトアセット戦略」を発表

マツダは2025年3月18日、2030年に向けての電動化戦略について、「ライトアセット戦略」を発表した。 マツダはこれまでの電動化戦略では、第1段階(2022年~2024年)では電動化への準備と投資の...

日産 社長交代劇の裏側 自動車業界外の社外取締役がCEOを選出する指名委員会ってなんだ?

日産自動車は2025年3月11日、経営体制を刷新すると発表し、現在の内田誠CEOは3月末で退任することを発表した。後任には、4月1日付で現在チーフ プランニング オフィサー(商品企画担当)を務めるイヴ...

SUBARU デジタルカー開発の拠点を渋谷にサテライト開設 世界最先端を狙う次世代モビリティSDVの考え方

2025年2月26日にスバルのデジタルカー開発の拠点となる渋谷のサテライトオフィスが紹介された。 SUBARUは、2019年にアイサイトを進化させADASの開発拠点として、渋谷H1O(エイチワンオー)...

フォルクスワーゲン エントリークラスの新EVとゴルフ生産をメキシコへ移転

フォルクスワーゲンは2025年2月10日、ドイツ・ウォルフスブルグ本社で開催された労使会議でエントリーモデルの電気自動車を初披露した。 新エントリーEVモデル。2025年春にはデザインが発表される予定...

BYD PHEVの導入とトラック・バスを含む事業計画を発表

BYDは2025年1月24日、今後の事業計画を発表し、乗用車ではEVのSUVクーペ「シーライオン7」を4月に発売し、2025年内にはPHEVモデルも日本導入すると明らかにした。 プレゼンテーションを行...

商用EVトラックの車両販売とサービスを事業とするZO MOTORSは輸送業界に変革をもたらすか

EVトラックを販売するZO MOTORS(ゾウモーターズ)は2025年1月15日、日本市場で2026年12月に向けて車両総重量3.5t~7.5tクラスのEV(電気自動車)トラック6車種を導入すると発表...

【訃報】スズキ 鈴木修 巨星墜つ 多大な功績を振り返る

スズキは2024年12月27日、同社の前会長、現相談役の鈴木修氏(94歳)は12月25日に逝去したと発表した。スズキを43年間に渡り牽引し、グローバル規模の自動車メーカーに育て上げた日本の自動車業界の...

ホンダと日産の経営統合話の賽は投げられた 気になるホンハイの動き

ホンダと日産自動車は2024年12月23日、メディア向け会見を行ない、2社の経営統合に向けた協議・検討を開始することについて合意し、共同持株会社設立による経営統合に向けた検討に関する基本合意書を締結し...

中国の高級EVブランド「ZEEKR」を知っておこう vol3

2回に渡りZEEKRについてお伝えしてきた。2025年冬に国内上陸。EVのプレミアムブランドに位置付けられ、日本にはボルボと同じアーキテクチャーで作られたコンパクトSUV「ZEEKR X」とミニバン「...

中国の高級EVブランド「ZEEKR」を知っておこう vol2

2025年冬に上陸してくるZEEKR(ジーカー)だが、日本でのビジネス展開をどう考えているのか?中国車が日本でもヒットすると考えているのか、副社長のマーズ・チェン・ユ氏に話を聞くことができた。 すると...

【激震】ステランティス カリスマ カルロス・タバレスが辞任

ステランティス・グループのカルロス・タバレスCEO2024年12月1日付で辞任した。この辞任は同社取締役会で承認され、今後はジョン・エルカン会長と暫定執行委員会が経営を担当し、なるべく速やかに次期CE...

中国の高級EVブランド「ZEEKR」を知っておこう vol1

中国吉利汽車グループのプレミアムEVブランドZEEKR(ジーカー)が日本にやってくる。2025年冬。ちょうど1年先あたりに。 中国の自動車産業は目を見張る発展を遂げていて、巨大なコングロマリットと言え...

逆風強まる自動車産業

2024年10月末に日本の自動車メーカーの2024年上期の決算が出揃った。依然として円安が継続し、為替差益が収益を押し上げる一方で、主力市場のアメリカでは販売競争が激化し、中国、アジア地域では中国の自...

SUBARU 次世代アイサイトに必須のAI推論内蔵イメージセンサーをオンセミ社と協業開発

スバルは2024年11月19日、次世代アイサイト用の開発のために、アメリカの大手半導体メーカー「オンセミ(onsemi 米国アリゾナ州)と、Hyperluxイメージセンサー「AR0823AT」の専用設...

マツダ 中長期経営計画の進捗と具体的な商品投入計画、そして新ガソリンエンジン・スカイアクティブ-Zを開発

マツダは2024年11月7日、2025年3月期の上期決算発表を行ない、売上高は前年同期から3.3%増の2兆3939億1900万円、営業利益は前年同期から20.5%減の1030億4800万円、営業利益率...

【世界初】出光 植物由来のエンジンオイルでレース性能を実証

出光興産は、植物由来の原材料を80%以上用いたレース性能を持つエンジンオイル 「IDEMITSU IFG Plantech Racing(イデミツ アイエフジー プランテック レーシング)」を開発した...

日産 英国で電源インフラへの進出 EVから住宅や電力網への給電も含めたV2G総合的なエネルギー・エコシステムの実現

日産自動車は2024年10月10日、より手頃な価格の「Vehicle to Grid(V2G)」技術をイギリスで販売する一部のEVを対象として2026年に導入すると発表した。 V2Gは、EVのバッテリ...
自動車技術会
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