雑誌に載らない話

プロダクト以外の自動車産業にまつわる情報をまとめたもので、企業の中長期目標やブランディングの方向性、企業が目指す世界観など、自動車専門誌には載らない情報を掲載しています。特に、実用領域に達していないが、企業が進めている最新技術などはここにしかありません。プロダクトから一歩離れた視点で、自動車産業を見つめているページです。

BYD PHEVの導入とトラック・バスを含む事業計画を発表

BYDは2025年1月24日、今後の事業計画を発表し、乗用車ではEVのSUVクーペ「シーライオン7」を4月に発売し、2025年内にはPHEVモデルも日本導入すると明らかにした。 プレゼンテーションを行...

商用EVトラックの車両販売とサービスを事業とするZO MOTORSは輸送業界に変革をもたらすか

EVトラックを販売するZO MOTORS(ゾウモーターズ)は2025年1月15日、日本市場で2026年12月に向けて車両総重量3.5t~7.5tクラスのEV(電気自動車)トラック6車種を導入すると発表...

【訃報】スズキ 鈴木修 巨星墜つ 多大な功績を振り返る

スズキは2024年12月27日、同社の前会長、現相談役の鈴木修氏(94歳)は12月25日に逝去したと発表した。スズキを43年間に渡り牽引し、グローバル規模の自動車メーカーに育て上げた日本の自動車業界の...

ホンダと日産の経営統合話の賽は投げられた 気になるホンハイの動き

ホンダと日産自動車は2024年12月23日、メディア向け会見を行ない、2社の経営統合に向けた協議・検討を開始することについて合意し、共同持株会社設立による経営統合に向けた検討に関する基本合意書を締結し...

中国の高級EVブランド「ZEEKR」を知っておこう vol3

2回に渡りZEEKRについてお伝えしてきた。2025年冬に国内上陸。EVのプレミアムブランドに位置付けられ、日本にはボルボと同じアーキテクチャーで作られたコンパクトSUV「ZEEKR X」とミニバン「...

中国の高級EVブランド「ZEEKR」を知っておこう vol2

2025年冬に上陸してくるZEEKR(ジーカー)だが、日本でのビジネス展開をどう考えているのか?中国車が日本でもヒットすると考えているのか、副社長のマーズ・チェン・ユ氏に話を聞くことができた。 すると...

【激震】ステランティス カリスマ カルロス・タバレスが辞任

ステランティス・グループのカルロス・タバレスCEO2024年12月1日付で辞任した。この辞任は同社取締役会で承認され、今後はジョン・エルカン会長と暫定執行委員会が経営を担当し、なるべく速やかに次期CE...

中国の高級EVブランド「ZEEKR」を知っておこう vol1

中国吉利汽車グループのプレミアムEVブランドZEEKR(ジーカー)が日本にやってくる。2025年冬。ちょうど1年先あたりに。 中国の自動車産業は目を見張る発展を遂げていて、巨大なコングロマリットと言え...

逆風強まる自動車産業

2024年10月末に日本の自動車メーカーの2024年上期の決算が出揃った。依然として円安が継続し、為替差益が収益を押し上げる一方で、主力市場のアメリカでは販売競争が激化し、中国、アジア地域では中国の自...

SUBARU 次世代アイサイトに必須のAI推論内蔵イメージセンサーをオンセミ社と協業開発

スバルは2024年11月19日、次世代アイサイト用の開発のために、アメリカの大手半導体メーカー「オンセミ(onsemi 米国アリゾナ州)と、Hyperluxイメージセンサー「AR0823AT」の専用設...

マツダ 中長期経営計画の進捗と具体的な商品投入計画、そして新ガソリンエンジン・スカイアクティブ-Zを開発

マツダは2024年11月7日、2025年3月期の上期決算発表を行ない、売上高は前年同期から3.3%増の2兆3939億1900万円、営業利益は前年同期から20.5%減の1030億4800万円、営業利益率...

【世界初】出光 植物由来のエンジンオイルでレース性能を実証

出光興産は、植物由来の原材料を80%以上用いたレース性能を持つエンジンオイル 「IDEMITSU IFG Plantech Racing(イデミツ アイエフジー プランテック レーシング)」を開発した...

日産 英国で電源インフラへの進出 EVから住宅や電力網への給電も含めたV2G総合的なエネルギー・エコシステムの実現

日産自動車は2024年10月10日、より手頃な価格の「Vehicle to Grid(V2G)」技術をイギリスで販売する一部のEVを対象として2026年に導入すると発表した。 V2Gは、EVのバッテリ...

【公式動画】NISMO生誕40周年記念とその歴史

日産自動車と日産モータースポーツ&カスタマイズは2024年9月17日、NISMOブランドが誕生40周年を迎えたと発表した。 日産は創業当初から伝統的にモータースポーツへ挑戦してきたが「NISM...

セレンス 車両用AI「セレンスChat Pro」をフォルクスワーゲンのIDAに組込み導入

自動車業界向けに音声認識、AI技術を提供するセレンスは2024年6月26日、フォルクスワーゲン・グループが、自動車に最適化したChatGPTを統合した「セレンス Chat Pro(チャット・プロ)」を...

ホンダ 電動化を機に四輪収益体質改善の「2024ビジネスアップデート」を説明

ホンダは2024年5月16日、三部敏宏社長、青山真二副社長(COO)、貝原典也副社長(生産・品質関連担当)の3名が出席し「2024 ビジネスアップデート」、つまり最新の電動化戦略の説明会を開催した。 ...

【マレリ】インテリア・イノーべションセンターで見た近未来のHMI

2024年4月、グローバル・サプライヤーのMARELLI(マレリ)は、3月に開設したインテリア・イノベーションセンターを公開し、次世代車両に求められるHIM等最新の取り組みの説明を行なった。 カルソニ...

ホンダ 北米でのEV生産体制強化と包括的バリューチェーン構築に向けた戦略

ホンダは2024年4月25日、カナダにおけるEV用リチウム・バッテリー生産に関して、旭化成とバッテリー用セパレーターの生産に関する協業に基本合意し、カナダでEVの包括的バリューチェーン構築に向けた検討...

ニッテラ 夢の技術を実現 電力を水素貯蔵し発電する「リバーシブルSOCシステム」を開発

ニッテラ・グループの日本特殊陶業は2024年3月27日、開発中の固体酸化物形セル(SOC:Solid Oxide Cell)を使用し、水電解による水素製造と燃料電池による発電を1台のセルスタックで実現...

日産 新経営計画「The Arc」で北米・中国市場を巻き返せるか

日産自動車は2024年3月25日、新経営計画「The Arc」を発表した。この新経営計画「The Arc」は、2020年度~2023年度に実行中の事業構造改革「Nissan NEXT」と、長期ビジョン...
ページのトップに戻る