トヨタは、「ピクシス バン」をマイナーチェンジ、「ピクシス トラック」を一部改良し、全国のトヨタカローラ店、ネッツ店および、軽自動車市場比率の高い地域で取扱希望のあった一部のトヨタ店、トヨペット店を通じて、11月14日に発売した。
「ピクシス バン」は、先進安全機能を進化させた衝突回避支援システム「スマートアシストⅢ」を新たに設定(AT車)。軽商用車としては初となる、歩行者も検知対象とする緊急ブレーキ機能や夜間での歩行者の早期発見に貢献するオートハイビームなどを搭載し、さらに、縦列駐車時など左右後方の障害物をブザー音で知らせるリヤコーナーセンサーや、走行中に強くブレーキを踏んだ場合、同時にハザードランプが点灯するエマージェンシーストップシグナル、登り坂でブレーキからアクセルに踏み替える際、クルマの後退軽減に貢献するヒルホールドシステム(AT車)など、安全装備および利便装備を充実させた。また、アイドリングストップを全車標準装備し、2WD車で17.8km/Lと燃費を向上させている。
デザインは、ヘッドランプやフロント/リヤバンパーの意匠変更に加え、LEDランプをオプション設定(LEDパック)するなど、よりシャープな印象とし、内装はブラック基調で質感を向上させた。外板色は、7色に拡大し、うち5色にドアアウターハンドルやコーナーピースの色をボディカラーと同色にできる「カラーパック」をオプション設定した。
「ピクシス トラック」は、これまでオプション設定としていた人気の外板色「ブライトシルバーメタリック」を標準設定。オプションの「カラーパック」には、ファインミントメタリックを追加した。また、LEDヘッドランプの設定を追加するなど、仕事のパートナーとしての機能性を確保しつつ様々なユーザーの好みに応える装備を用意した。