トヨタ自動車は2011年6月15日、小型トラックの「ダイナ」、「トヨエース」の2t積載車をフルモデルチェンジし、7月2日から発売する。
新型ダイナ、トヨエースは、新開発のディーゼルエンジン搭載車をはじめ、ディーゼルハイブリッド車、ガソリンエンジン車、LPGエンジン車の4仕様をラインアップする。
新型ディーゼルエンジン搭載車は、高圧コモンレール式燃料噴射システム、高性能触媒DPRを一新し、燃費の向上と排出ガスのクリーン化を実現した。
ハイブリッド車は、燃費向上に寄与するアトキンソンサイクルの専用エンジンと、アクセル、ブレーキの2ペダル操作で運転可能な、専用の5速AMTを採用する。また、エンジンとモーター兼発電機の間にクラッチを介すことで、モーターのみでも走行可能としている。
内外装では、全車インストルメンタルパネルの膝前部分の形状を工夫することで、中央席の足元スペースを拡大した。このほか、キャビンスペースやドア開口部を拡大するなど高い乗降性と快適な居住性の確保を実現させている。
