トヨタ自動車は、2018年5月のトヨタ、ダイハツ工業、日野自動車の生産、国内販売、輸出の実績を発表した。
■生産
・国内生産
国内生産に関しては、トヨタは23.2万台（前年同月比103.0％）と、8ヶ月連続で前年同月実績を上回った。
ダイハツは6.9万台（前年同月比97.8％）と、前年同月実績を下回っている。
日野は12.6千台（前年同月比126.8％）と、8ヶ月連続で前年同月実績を上回った。合計は31.3万台（前年同月比102.6％）で、2ヶ月振りに前年同月実績を上回る結果であった。
・海外生産
海外生産は、トヨタは北米・欧州・オーストラリアで減少し、50.7万台（前年同月比99.5％）と、2ヶ月振りに前年同月実績を下回っている。
ダイハツはインドネシアで増加し、4.7万台（前年同月比154.0％）と、5ヶ月連続で前年同月実績を上回った。
日野はアジアで増加し、4.7千台（前年同月比129.3％）と、11ヶ月連続で前年同月実績を上回った。
合計は55.9万台（前年同月比102.8％）と、2ヶ月連続で前年同月実績を上回るとともに、5月としては過去最高となった。
■販売
国内販売は、トヨタは11.1万台（前年同月比94.4％）と、前年同月実績を下回っている。そのうち、レクサスブランド車の販売は4116台（前年同月比156.6％）で、軽自動車の販売は3241台（前年同月比152.0％）であった。除軽市場におけるシェアは45.6％（前年同月差－2.9ポイント）、含軽市場におけるシェアは29.8％（前年同月差－1.7ポイント）である。
ダイハツは4.47万台（前年同月比91.8％）と、14ヶ月振りに前年同月実績を下回っている。そのうち、軽自動車の販売は4.23万台（前年同月比91.2％）と、5ヶ月振りに前年同月実績を下回った。軽市場におけるシェアは31.1％（前年同月差－3.2ポイント）。
日野は4.9千台（前年同月比130.8％）と、2ヶ月連続で前年同月実績を上回っている。そのうち、普通トラックの販売は2.6千台（前年同月比132.2％）と、2ヶ月連続で前年同月実績を上回った。輸入車を除く最大積載量4t以上のトラックの市場である普通トラック市場におけるシェアは40.5％（前年同月差＋6.4ポイント）であった。
合計は16.1万台（前年同月比94.5％）で、2ヶ月振りに前年同月実績を下回る結果であった。含軽市場におけるシェアは43.2％（前年同月差－2.4ポイント）である。
■輸出
輸出については、トヨタは北米・アフリカに向けた輸出が減少し、13.5万台（前年同月比99.4％）と、8ヶ月振りに前年同月実績を下回っている。
ダイハツは2017年5月より輸出が0台で、
日野は北米・中南米・アジア・オセアニア・アフリカに向けた輸出が増加し、6.3千台（前年同月比123.5％）と、4ヶ月連続で前年同月実績を上回っている。
合計は14.1万台（前年同月比100.3％）で、10ヶ月連続で前年同月実績を上回った。
