富士重工業は、2016年7月28日(米国時間)にスバルブランド車の米国生産累計台数が300万台を達成したことを発表した。1989年9月から米国インディアナ州のスバル・いすゞオートモーティブ インク(現スバル オブ インディアナ オートモーティブインク、以下SIA)にてレガシィの生産を開始して以来、26年10ヶ月での達成となる。
現在SIAでは「レガシィ(1989年〜)」「アウトバック(1995年〜)」を生産しているが、過去には「バハ(2002年〜2006年)」「トライベッカ(2005年〜2014年)」を生産していた。主要市場である北米市場での販売が好調に推移する中、SIAでは継続して能力増強投資を行なっていて、標準操業における生産能力を、2016年3月末21万8000台から 2016年末には39万4000台、2018 年度には43万6000台へと引き上げていく。2016年内には新たに「インプレッサ」を、さらに2018年には多人数 SUVの生産も追加する予定だ。
生産車は主に米国、カナダで販売され、2015年暦年でのスバルブランド車の生産台数も過去最高の 22万8804 台(対前年比+18.5%)となった。