日産自動車株式会社は、2016年8月に発売した新型「セレナ」が、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「グッドデザイン賞」に選出されたと発表した。
日本デザイン振興会が発表した受賞理由は「5ナンバーサイズ(一部グレードは3ナンバーサイズ)ながら、広大な室内空間を実現することに注力している。サイドのシュプールラインをより強調するとともに、クラス初の2トーンカラーを採用し、ひと目でセレナとわかる個性を実現した。前方視界やインテリアの質感も大幅に改善。死角を減らすピラーのスリム化や、狭い場所でも分割して開閉ができるデュアルバックドアの採用など実用面にも配慮が行き届いている。先進運転支援技術であるプロパイロットをいち早く採用」というもの。
グローバル展開している新世代の日産デザインランゲージを適用しながら、歴代からのセレナらしさを継承したことが、次世代ミニバンとしての新しさを表現したセレナの魅力、といえるだろう。