2014年7月23日、日産は「フェアレディZ NISMO」をマイナーチェンジし、またベースのフェアレディZも一部仕様を向上し、7月25日から発売を開始すると発表した。
フェアレディZ NISMOは、フェアレディZをベースに、より高次元のドライビングプレジャーを追求したモデルで、専用のエアロパーツを採用し、エンジンの高出力化をしている。
今回のマイナーチェンジではエクステリアデザインを変更。新デザインのエアロパーツにより前後のダウンフォースバランスを最適化させ、高速域でのハンドリング性能を向上させている。インテリアはNISMO専用チューニングRECARO製スポーツシートを採用している。なおフェアレディZ NISMOは今回のマイナーチェンジモデルから、持ち込み登録ではなくカタログモデル化されている。
ベースモデルのフェアレディZは、タイヤ構造、リヤエンジンマウント、防音材の改良などにより、砂利を巻き上げるチッピング音、ロードノイズ、加速時のノイズを軽減し、静粛性を向上させている。
さらにリヤサスペンションの改良により、日常域での乗り心地も向上。加えてステアリング制御の変更、ステアリングギヤバルブの変更により操舵力を低減し、日常域での取り回し性の向上と、軽快なハンドリングを実現している。
