三菱自動車は2018年10月3日、2018年3月発売のクロスオーバーSUV「エクリプス クロス」が、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「グッドデザイン賞」に選出されたことを発表した。
「エクリプス クロス」は、スタイリッシュなクーペフォルムにダイナミックなSUVの機動力を融合させたクーペSUVだ。個性的なデザイン、四輪制御技術による安心して楽しめるドライブフィール、新たな楽しみへの閃きをもたらすコネクティビティを特長としている。
特にエクステリアデザインでは、SUVとしての高いアイポイント、十分なグランドクリアランス、広い室内スペースを確保しながらも、ベルトラインや彫刻的なキャラクターラインによるウェッジシェイプ、前傾したリヤウインドウ、テールゲートを直線的に落とし込みオーバーハングを切り詰めたリヤエンド、大きく張り出した筋肉質な前後フェンダー等により、新しいSUVクーペスタイルを実現している。
今回の受賞は、
「ボディサイドの大胆なウェッジシェイプが鮮烈な印象を残す。サイドを鋭くえぐるようなキャラクターラインも個性的で、ドアハンドルもこのラインに合わせた造形として一体感を持たせる一方、リヤウインドウを上下2枚として良好な後方視界を確保するなど、細部までこだわりを感じる。前端と後端でルーフ断面を変え、クーペ的なシルエットとSUVに求められる居住性を両立した技にも感心した。」
と審査委員に高く評価され、受賞にいたった。
グッドデザイン賞
グッドデザイン賞は、1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を発端とする、日本唯一の総合的なデザイン評価・推奨の運動。これまで60年にわたり、デザインを通じて日本の産業や生活文化を向上させる運動として展開され、のべ受賞件数は45,000件以上にのぼる。
今日では国内外の多くの企業や団体などが参加する世界的なデザイン賞で、グッドデザイン賞受賞のシンボルである「Gマーク」は、すぐれたデザインを示すシンボルとして広く親しまれている。
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