ポルシェジャパンは2026年6月18日、ポルシェジャパン設立30周年を記念した特別モデル「911 GT3アルティザンエディション」の予約受注を開始した。
この30台限定の特別モデルは、ポルシェジャパンとドイツ本社が緊密に連携して開発した、日本市場向けの独自の限定車である。

911 GT3アルティザンエディションは、911 GT3が誇るサーキット由来の純粋なパフォーマンスに、日本の伝統工芸である江戸切子や藍染のエッセンスを融合させ、ピュアな機械工学とクラフトマンシップという2つの卓越した世界を結びつけた、唯一無二のモデルである。

パワーユニットは、自然吸気の高回転型の4.0L水平対向6気筒エンジンを搭載し、最高出力510ps、最大トルク450Nmを発生する。シャシーには、4ウェイ調整式コイルオーバーサスペンション、ステンレスメッシュブレーキラインなどが含まれる「マンタイ・キット」を装着しており、サーキット走行を安心して楽しむことができる。
マンタイはポルシェGTモデルに関して、30年以上の経験を持つ世界有数のポルシェ・レーシングチームの1つ。マンタイのカーボン製リヤウイングは、サーキット走行も想定した空力性能を備え、一体型のガーニーフラップ、内側に傾斜したホワイト仕上げの大型エンドプレート(マンタイロゴ入り)が特徴で、”Engineered in Flacht, Sharpened in Meuspath, Built for Japan.” (フラハトで設計され、メウスパスで磨き上げられ、日本のために造られた)というメッセージがリヤスポイラーの下部に手書きで記入されている。
日本の伝統工芸である江戸切子と藍染めからインスピレーションを得たデザインコンセプトが採用され、エクステリアはホワイトをベースに、クラブブルーの塗装で仕上げられている。さらに、藍染めと深く結びついている「ジャパンブルー」をイメージした淡いブルーのアクセントが加えられている。

フロントフェンダーと左リヤサイドに大きく配された”GT3”の文字が配され、997 Ⅱ(後期型) GT3 RSを思い起こさせる。また、左右Bピラーに配された“GT3 Artisan Edition”バッジと、クラブブルー(サテングロス)で塗装された”GT3”モデルロゴも採用。サーキットでも卓越した能力を発揮する究極的な911 GT3だ。
ボディサイドのグラデーションカラーは空気と時間の流れを象徴しており、マンタイの象徴的なレーシングカー「Grello(グレロ)」のカラーリングをオマージュしながら、車両の空力的なフォルムを強調している。
インテリアでは、特注のスポーツバケットシートを採用。シート中央部には新開発のテキスタイルが使用され、ホワイトからクラブブルーへとグラデーションするデザインを採用。ヘッドレストにはホワイトの“GT3”ロゴが刺繍され、スピードブルーの江戸切子模様をアクセントに与えている。シートデザインは、日本の藍染から直接着想を得ている。

さらに、インナードアハンドル付きの軽量カーボンドアパネル、収納ネット、ブラックのレーステックス(Race-Tex)仕上げとなるダッシュボード上部など、「ヴァイザッハパッケージ」に準じたインテリア装備が奢られている。

スチール製ロールケージはセラミカ (サテングロス) で仕上げられている。GTステアリングホイールはレーステックス仕上げで、レッドのボタンが付いたホワイトのドライブモードセレクターを備えており、これは日本の国旗へのさりげないオマージュとなっている。
PDKギアセレクターは、ホワイトのグラフィックとセラミカのアクセントで洗練され、シフトブーツの下のプレートにはホワイトの”GT3”ロゴが添えられている。

その他にアクセサリーとして、伝統と職人技を代表するポルシェ・エクスクルーシブ・マニュファクチャーが一つ一つ製作したホワイトとスピードブルーのステッチを施したレーステックス製のウォレット(札入れ)とキーポーチ、そしてボディと同色のホワイトにエクステリアのカラーリングから着想を得たグラフィックオーバーレイをあしらった車両キーなどが付属している。
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