メルセデス・ベンツ日本は、メルセデス・ベンツ「Eクラス」に一部改良モデルを導入し、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて2018年8月22日より発売した。
メルセデス・ベンツ「Eクラス」は、世界で累計1,200万台以上の販売台数を誇るメルセデス・ベンツの中核をなすモデルで、2016年7月に発表した現行型Eクラスは、最先端テクノロジーを搭載し、安全性、快適性を高次元で両立した次世代のインテリジェントドライブを体現するモデルだ。
今回の改良では、セダン、ステーションワゴン、クーペ、カブリオレの全ボディタイプで、V6エンジンの最高出力を向上した「E 450 4MATIC」を導入するとともに、ステアリングのデザインが変更された。また、一部モデルで装備内容やデザインを変更している。
価格は、セダンが701万円から1805万円、ステーションワゴンが738万円から1858万円、クーペが700万円から1086万円、カブリオレが735万円から1141万円までとなっている。
【主な変更点】
●セダン/ステーションワゴン/クーペ/カブリオレ 共通
・最高出力を向上した「E 450 4MATIC」導入
従来の「E 400 4MATIC」で採用されていた、V6 3.5リッターのM276エンジンを3.0リッターに変更し、最高出力を34PS(+25kW)、最大トルクを20N・m向上し、最高出力367PS(270kW)、最大トルク500N・mとした。なお「E 450 4MATIC」の導入に伴い、「E 400 4MATIC」は生産を終了する。
・ステアリングのデザイン変更
ステアリングはメルセデス・ベンツ最新世代の上質かつスポーティなデザインを採用した。さらに、ステアリングから手を放さずに、ナビゲーションの操作や車両の設定などを行うことができる「タッチコントロールボタン」や「アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック(自動再発進機能付)」を操作するスイッチを備えており、操作性の向上にも寄与している。
●セダン/ステーションワゴン
・一部モデルに本革シートを標準化
「E 200 アバンギャルド」「E 200 4MATICアバンギャルド」「E 220d アバンギャルド」「E 250 アバンギャルド スポーツ」および「E 350e アバンギャルド スポーツ(※)」に従来はオプション設定であった本革シートを標準装備とした。これにより、Eクラスは全モデルで本革シートが標準装備となり、さらに上質な印象を高めた。
※「E 350e アバンギャルド スポーツ」はセダンのみの設定
・「E 450 4MATICエクスクルーシブ」のホイールデザインを変更
「E 450 4MATICエクスクルーシブ」には、新たに空力を考慮した「18インチ5スポークアルミホイール」を採用した。
●クーペ/カブリオレ
・「イルミネーテッドエアアウトレット(前席)」を採用
新型「CLS」から採用される「イルミネーテッドエアアウトレット(前席)」はスポーティな雰囲気を醸し出す、タービンエンジンをイメージしたフォルムの送風口で、全体がシルバーシャドー仕上げとなっているほか、64色から選択可能なイルミネーションが送風口の内側に仕込まれており、未来的な雰囲気を創り出している。
また、エアコンディショナーの温度を上げる操作を行った場合には、アンビエントライトが赤く、温度を下げる操作を行った場合には青く光るなど、操作内容が直感的に感じられる機能も備えた。
【ラインアップおよびメーカー希望小売価格】
[セダン]
[ステーションワゴン]
[クーペ/カブリオレ]
※上記のメーカー希望小売価格は、付属品価格、税金(消費税を除く)、保険料、登録に伴う諸費用を含まない車両本体価格です。
また「自動車リサイクル法」に基づく、リサイクル料金が別途必要となります。メーカー希望小売価格は参考価格です。
詳しくは各販売店にお問い合わせ下さい。
E-Class スペシャルサイト(メルセデス・ベンツ日本)
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