メルセデス・ベンツ日本（MBJ）は2017年5月2日､人気のSF映画シリーズ「スター・ウォーズ」の世界観を表現した特別仕様車「CLA180 STAR WARS Edition」をリリース。全国の正規販売店ネットワークを通じて、全国限定合計120台（カルサイトホワイト60台／ナイトブラック60台）で注文受付を開始した。なおデリバリーは、6月上旬からを予定している。
本特別仕様車のベースとなるCLAは、スポーティでダイナミックなデザインが特長のスタイリッシュな4ドアクーペだ。Aクラス／Bクラス／CLA／CLAシューティングブレーク／GLAの5モデルで構成される新世代のメルセデスを牽引する戦略車種NGCC（ニュー・ジェネレーション・コンパクト・カーズ）のひとつとして、2013年に発表された。「未知なる宇宙から地球へ到来したクルマ」として、まったく新しいプレミアムコンパクトカーというコンセプトも掲げられている。
一方で「スター・ウォーズ」は、1977年に全米で映画が公開されて以降、グローバル規模で常に話題性が高く、世代を超えて世界中のファンに親しまれている人気のSF映画シリーズだ。作品公開から40周年を迎える2017年、“宇宙”という共通のキーワードをきっかけに、今回の特別仕様車のプロジェクトが開始されたとのことだ。
外板色としてまず設定されたカルサイトホワイトは、映画における「ストームトルーパー」をイメージしたものだ。ホワイトをベースに、通常モデルでは設定のないブラックのアクセントを随所に配して、ツートーンのコントラストを際立たせた配色になっている。一方でブラックを基調としたインテリアには、ホワイト系のアクセントをシートやインパネなどに採用し、エクステリア同様にブラック＆ホワイトのコントラストに仕上げられている。
もう1色のナイトブラックは、もちろん「ダース・ベイダー」をイメージしたもの。ブラックで統一した内外装に、レッドのアクセントを随所に配置。ホイールにもブラックにペイントされた18インチAMGマルチスポークアルミホイールを採用してブラックで統一。さらにインテリアも同様に、シートのステッチやシートベルトにレッドを採用。ブラックを基調とした室内空間にレッドアクセントが際立っている。
以下は、どちらのボディカラーにも共通した特別装備を紹介しておこう。まずは「ドライブレコーダー」で、ドライバーの操作に反応してスター・ウォーズのキャラクター「R2-D2」の音声が流れる。イグニッションをオンにしたとき、またイグニッションをオフにして降車するタイミングに、それぞれのシーンに合わせた音声を用意して、気分を盛り上げてくれる。
次なるアイテムは「STAR WARS Editionウェルカムライト」だ。これは夜間にフロントドアをオープンすると、足元にロゴが映し出される仕組み。ドアに対してロゴが並行に投影されるように設定されている。さらに「STAR WARS Editionフロアマット」は、 作品の舞台である宇宙のイメージとのロゴを組み合わせた専用フロアマットとなる。
そして「STAR WARS Editionリバーシブルサンシェード」は、同映画のキャラクターが乗車しているかのようなデザインと、同作品の最も有名なフレーズである「MAY THE FORCE BE WITH YOU.」をプリントしたリバーシブルタイプだ。
このほか、映画の公開40周年をモチーフに、本特別仕様車のためにデザインされた購入者特典のスペシャルコレクターズナンバープレートと、それを飾るための専用ホルダーもスタンバイ。さらに購入者には、3体のドロイド「R2-D2／C-3PO／BB-8」と本特別仕様車と一緒に記念撮影ができる特別な体験が2017年秋以降に用意されるとのことだ。
なお映画とは関係しないが、室内の雰囲気を気分に応じて設定できる12色のアンビエントライト（室内灯）も特別装備。またメモリー付きパワーシート（運転席／助手席）に加えて、最新鋭の安全運転支援システム「レーダーセーフティパッケージ」も標準装備としている。
最後にマーケティングにおいても、本特別仕様車専用ホームページを開設。同ホームページにおいて、顧客の要望に迅速に応えるため、オンライン上で最寄りの正規販売店に商談予約ができるとのことだ。価格などは以下を参照。
■グレードと価格
