メルセデス・ベンツ CLAがマイナーチェンジでアップデートを連発

メルセデス・ベンツ日本は2023年9月25日、マイナーチェンジを受けた「CLA」、「CLA シューティングブレーク」を発表し受注を開始した。デリバリーは、CLA 200 dとメルセデスAMG CLA 35 4MATICは即納が可能で、CLA 180は11月以降より順次開始する予定となっている。

CLAとCLA シューティングブレーク(AMGラインパッケージ)

今回マイナーチェンジした「CLA」、「CLAシューティングブレーク」は、エクステリアデザインを刷新するとともに、ナビゲーションシステムをSクラスなどに採用している最新世代にアップデートをした。

CLA シューティングブレーク(AMGラインパッケージ)

そして安全性や快適性を高めるアダプティブハイビームアシストや、駐車時や狭い道などで車両の周囲の状況をディスプレイで確認することができる360度カメラシステムを全モデルに標準装備としている。

また、ブルーメスター社製サラウンド・サウンドシステムをオプション設定。さらに、CLA 180とメルセデスAMG CLA 35 4MATICに48V電装とBSG(ベルトドリブン・スタータージェネレーター)を搭載した。

標準CLAのエクステリア

デザインでは、フロントグリルをマットクローム仕上げの小さなスリーポインテッドスターが散りばめられたシングルルーバータイプの「スターパターンフロントグリル」を採用。AMGラインパッケージでは、下部に広がる台形とその両サイドに大口径のエアインテークを採用し、よりアグレッシブなデザインにした。

リヤは新デザインのディフューザー、 LEDリヤコンビネーションランプのデザインを変更している。

AMGラインパッケージのインテリア

インテリアは、新世代のステアリングホイールを採用し、オプションのAMGラインパッケージを選択すると、3本のツインスポーク・ステアリングが装備される。

ナビゲーションやインストルメントクラスター内の各種設定、安全運転支援システムの設定を手元で完結できる機能性も備えた。またステアリングホイールには新たにリムに静電容量式センサーを備え、ステアリングホイールにかかるトルクがなくても、ドライバーがステアリングホイールを握っていることが認識され、アクティブディスタンスアシスト・ディストロニックの使い勝手が向上した。この他にセンターコンソールに設置していたタッチパッドを廃止している。

インフォテイメントでは、最新世代の対話型インフォテインメントシステム「MBUX」を標準装備。ボイスコントロールは「ハイ! メルセデス」がキーワードとして起動する。音声認識機能は多くのインフォテインメント機能(目的地入力、電話通話、音楽選択、気象情報)に加え、空調コントロール、照明など多様な機能にも対応。

音声認識だけではなく、タッチスクリーン、ステアリングホイールにあるタッチコントロールボタンでも様々な操作が可能になった。 CLA 35 4MATICには、最新世代のナビゲーションシステムとMBUX AR (Augmented Reality:拡張現実)ナビゲーションを採用している。

パワートレインは、CLA 180には、Aクラスなどに搭載されている1.4Lの直4ターボエンジン「M282」型とBSG、48V電装システムを採用。

CLA 200dに搭載される「OM654q」型の4気筒ディーゼルは、最高出力150PS、最大トルク320Nm発生。ディーゼルでありながら、低振動、高い静粛性を実現している。

メルセデスAMG CLA 35 4MATIC

メルセデスAMG CLA 35 4MATICは、最高出力 306PS、最大トルク400Nmを発生する2.0Lの高出力型直列4気筒ターボエンジン「M260」が搭載されている。

今回の改良により、ベルトを介してクランクシャフトと接続される、スターターとジェネレーターを兼ねるモーター「BSG」と48V電装システムを新採用している。

またメルセデスAMG CLA 35 4MATICのみは、AMGスピードシフト(DCT) 8速デュアルクラッチトランスミッションを組み合わせ、素早いシフトとシフトアップ時の最適なギアのつながりを実現している。

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