【BMW】3シリーズに新たなエントリーモデル、318iセダンとツーリングが登場

ビー・エム・ダブリュー株式会社は、BMWの中核モデルである3シリーズの新たなエントリー・モデルとして、新世代の「BMW318i（サン・イチ・ハチ・アイ）セダン／ツーリング」をラインアップに追加し、全国のBMW正規ディーラーにおいて10月1日（土）より販売を開始する。

1975年に初代モデルが登場したBMW3シリーズも、現行モデルが第6世代目となり、高効率な4気筒および6気筒ガソリンエンジンに加え、クリーン・ディーゼル・モデル、プラグイン・ハイブリッド・モデルと、｢駆けぬける歓び｣と高い環境性能をより高次元で提供する、革新的なパワー･トレーンを提案してきている。

今回ラインアップに追加された318iは、新世代1.5L 3気筒ガソリンエンジンを搭載することで、幅広いユーザーのニーズに応えることが可能となる。

この1.5L直列3気筒エンジンは、直噴ターボと無段階可変バルブ・コントロール・システムのバルブトロニック、バリアブル・カムシャフト・コントロール・システムのダブルVANOS といったBMW独自の技術を組み合わせることで、100kW(136ps)/4400rpmの最高出力と220Nm(22.4kgm)の最大トルクを発生。その最大トルクは1250rpmから4300rpmまで安定して発生し、ストップ&ゴーが多い市街地などでも快適な走行が可能。

燃費(JC08 モード）は17.2km/L(ツーリングは17.0lm/L)を実現。これにより「平成32 年度燃費基準」および「平成17 年排出ガス基準75%低減レベル（★★★★低排出ガス車）」を達成し、エコカー減税の減税率は自動車取得税で60%、重量税が50%減税、翌年度の自動車税も75%減税となる。

装備面では「LED ヘッドライト」や「LED フォグ・ランプ（フロント&リヤ）」に加え、万が一の事故発生時に、車両の通信機能を介してコールセンターに接続し、救急や消防といった機関を早急に手配することが可能な「BMW SOS コール」などの先進の通信技術を装備。

また3年間にわたり主要項目のメインテナンスなどを無償提供するメインテナンス・パッケ。ージ「BMW サービス・インクルーシブ」を全車に標準装備。また歩行者検知機能付きの「衝突回避・被害軽減ブレーキ」や車線の逸脱をドライバーに警告する｢レーン･ディパーチャー･ウォーニング｣、車線変更をサポートする｢レーン･チェンジ･ウォーニング｣といった先進の安全装備を、BMW 318i セダン／ツーリングSE を除く全モデルに標準装備している。

編：118iにも搭載していた1.5L 3気筒ターボエンジンは、とても3気筒とは思えない滑らかさを持ち、BMWらしいプレミアム感のある走行フィールを実現している。そのエンジンを3シリーズにも搭載。エントリーモデルとして十分期待できるのではないだろうか。

BMW318iセダン/ツーリングのおもな標準装備品
PDC／パーク・ディスタンス・コントロール（リヤ、ビジュアル表示機能付）*
リヤ・ビュー・カメラ（予測進路表示機能付）*
ドライビング・アシスト*
レーン・ディパーチャー・ウォーニング（車線逸脱警告システム）
前車接近警告機能
衝突回避・被害軽減ブレーキ
レーン・チェンジ・ウォーニング*
BMW コネクテッドドライブ・スタンダード
BMW SOS コール
BMW テレサービス
ドラインビング・パフォーマンス・コントロール（ECO PRO モード付）
LED ヘッドライト（LED スモール・ライト・リング、LED アクセント・ライン。光軸自動調節機構付）
LED フォグ・ランプ（フロント&リヤ）
コンフォート･アクセス（スマート・オープン／クローズ機能付）
電動フロント・シート（運転席&助手席、運転席メモリー機能付）*
8.8 インチ・ワイド・コントロール・ディスプレイ
HDD ナビゲーション･システム（VICS3 メディア対応）
iDrive コントローラー（コントロール・ディスプレイ用、ダイレクト・メニュー・コントロール・ボタン、タッチ・パッド付）
インテグレイテッド・オーナーズ・ハンドブック
スピーチ・コントロール（音声入力システム）
ハンズフリー・テレフォン・システム
USB オーディオ・インターフェース
ITS スポット対応DSRC 車載器（ルーム・ミラー内蔵、ETC 機能付）
BMW サービス・インクルーシブ
*: BMW 318i セダン／ツーリングSE を除く全モデルに標準装備。