アウディ ジャパンは2026年5月19日、フルモデルチェンジし、3代目となったプレミアムコンパクトSUV「Q3、SUVクーペの「Q3 Sportback」を発売した。

そして、今回のフルモデルチェンジを記念した200台限定の特別モデル「matte edition」と、充実を装備させた特別仕様車「launch edition」も同時に発売した 。
エクステリア
新型Q3シリーズはSUVの力強さとクーペの美学が魅せる次世代のプロポーションを実現し、ワイド&ローを強調した筋肉質なフォルムに生まれ変わった。

フロントにはアイコニックな八角形のシングルフレームグリルを採用。そこからリヤライトへと伸びるシャープな水平のショルダーラインや、初代クワトロを彷彿とさせる力強いブリスターフェンダーにより、サイドビューにドラマチックな光と影のコントラストを描き出している。




特にSUVクーペの「Q3 Sportback」は、Aピラーから後方に向け流れるようなエレガントなルーフラインを形成し、通常のQ3よりもルーフ高を約30mm低く設定することで、空力性能の向上と、よりスポーティでスピード感あふれるシルエットになっている。

リヤもクリーンでシャープな印象にまとめられており、2分割のリヤライトと分離した細いライトストリップが全幅を横切るデザインを採用。さらに、全モデルにスポーティなレッドブレーキキャリパーが標準装備されている。また空力性能は、Cd値0.30を達成し、静粛性が大幅に向上している。


インテリア、デジタル装備
インテリアは、上位モデル譲りの「デジタルステージ」を初採用。コックピットに乗り込むと、ドアからダッシュボードまでを包み込むソフトな素材が心地よい空間を生み出している。

最大のトピックは、これまで上位モデルにのみに採用されていた「デジタルステージ」をプレミアムコンパクトセグメントとして初めて導入した点だ。ドライバーを中心に緩やかな曲線を描く「MMIパノラマディスプレイ」は、11.9インチのバーチャルコックピット・プラスと12.8インチのMMIタッチディスプレイで構成され、優れた視認性と直感的な操作性を実現している。

また、アウディ初となる「ステアリングコラム統合型シフター」を採用。右側のレバーにシフトセレクター機能を統合し、左側レバーでターンシグナルやライト、ワイパーの操作を行なう新システムだ。これにより操作距離の短縮など操作性をを向上させただけでなく、センターコンソールの収納スペースが拡大され、より快適な室内空間が生み出されている。

実用面では、前後にスライド可能なリヤシートを備え、リヤシートを折りたためば最大1386L(Sportbackは最大1289リットル)の広大なラゲッジスペースを確保している。
パワートレインとシャシー
高効率なマイルドハイブリッドと「e-tron GT」譲りの先進パワートレインは、高性能・高効率なTFSIガソリンターボエンジンに7速Sトロニックを組み合わせている。
FWDモデルに搭載される1.5 TFSIは最高出力110kW(150ps)、最大トルク250Nmを発揮。このエンジンは気筒休止システム(cod)に加え、加速時にモーターアシストを行うマイルドハイブリッド・ドライブシステムを組み合わせ、優れた走行性能と省燃費を両立。
クワトロモデルに搭載される2.0 TFSIは最高出力150kW(204ps)、最大トルク320Nmを発生するハイパワーユニットだ。定評のあるクワトロ・システムを組み合わせ、全天候型の走りが実現している。

シャシーは、アウディのプレミアムコンパクトSUVとして初となる「2バルブ式電子制御ダンピングコントロール」を導入した。縮み側と伸び側を独立制御する2バルブ構造により、減衰力を瞬時に緻密にコントロール。さらに独立オイルチャンバーと逆止弁によりオイル流路を最適化し、高い応答性と滑らかな乗り心地を両立させている。
なお、この構造のダンパーは、フラッグシップEV「e-tron GT」に続くブランド2番目の採用となる。
ライティング、運転支援システム
照明テクノロジーも次のステージへアップグレードされている。オプション(2.0 TFSIモデルは標準装備)となる「デジタルマトリクスLEDヘッドライト」は、幅約13mmのモジュールに2万5600個ものマイクロLEDを搭載。これまでにない高解像度な照射を可能にし、出発・帰宅時にアニメーションを投影するカミングホーム/リービングホーム機能や、車線中央の走行をアシストするオリエンテーションライト、高速道路でのレーンライトなどの先進的な機能を実現している。

さらに外気温が一定以下になると路面に雪の結晶マークを投影して注意を促す「ワーニングプロジェクション」など、安全のためのコミュニケーション手段としても機能する。
また、アウディのコンパクトセグメントとして初めて、リヤの横幅一杯のLEDライトストリップにイルミネーテッド・アウディリングス(光る4連リング)が標準装備されている。
安全・運転支援システムもアップグレードされ、エマージェンシーブレーキアシストフロントや、アダプティブクルーズアシストに加え 、駐車ルートを最大5件まで記憶して自動で駐車を再現する「パークアシストプロ」や、前進時のルートを自動記録してステアリング操作を再現し後退を支援する「リバーシングアシスト機能」など、日常の利便性を高めるアシスト機能も充実させている。
限定車・特別仕様車
Q3 Sportback matte edition(限定モデル)
2.0 TFSI quattroをベースにした200台限定モデルだ。通常は「アウディ・エクスクルーシブ」でのみ選択可能な純正マットペイント「マディラブラウンマット」を特別に採用。S lineパッケージやブラックスタイリング、アウディスポーツ製アルミホイールで引き締めた精悍なエクステリアが特徴。

インテリアはレザーシートやアメリカンホワイトウッドのデコラティブパネルを配した、モダンラグジュアリーな特別モデルだ。

Q3/Q3 Sportback launch edition(特別仕様車)
1.5 TFSI advancedをベースとした導入記念モデル。専用色「アローグレーパールエフェクト」をはじめとする全3色を用意し、SUVらしさを強調するコントラストペイントと組み合わせている。アウディスポーツ製19インチアルミホイールやデジタルマトリクスLEDヘッドライト、スポーツシートなどを備えたスポーティな仕様である。
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