吉田由美のピンポイント＆チャームポイント VOL6
今回取り上げるのはメルセデス・ベンツの新型Cクラスです。まだ2014年のデトロイトモーターショーで登場したばかりなので、日本で実車を見ることができるのは少し先のことになると思いますが、出ましたよ～。そして見てきましたよ～、新型「メルセデス・ベンツCクラス」。
見たのはデトロイトモーターショーで、というか正確には、デトロイトモーターショー前日に開催されたメルセデス・ベンツの前夜祭「メルセデス・ベンツ ニューイヤーレセプション」でのこと。
毎年＆毎回、世界の大きなモーターショー前夜に、メルセデス・ベンツはメディアを招待してのこういったレセプションパーティを行ないますが、だいたい翌日からのモーターショーに登場する車をひと足先にその場でお披露目します。時には、そこでしか見せない車もあったり…（笑）。
で、2014年の今年は新型Cクラスセダンだったわけですが、これが顔が「エクスクルーシブ」はSクラス顔、「アバンギャルド」はEクラス顔。Cクラス自体のサイズも若干拡大。質感などもアップしたため、そのままCクラスを飛び越えて、Sクラス、Eクラスにクラスアップした印象でした。
開発責任者のRainer Tiefenbacher氏もこの全方向クラスアップ作戦に自信を持っていて、どんな話を振っても、ブーメランのようにそこに話が戻る感じ。
なかでも100㎏の軽量化の効果はかなり高いらしいのですが…私が注目したのは、トランクルームにオプション設定されている引き出し量を自由自在にできるバスケットタイプの荷物入れ。
以前から「アクセサリー」としてメルセデス・ベンツには導入されていたようですが、これがトランク内側の上部分に設置されていて、その中に荷物を入れると、トランク内での転がりが防げるというもの。この出方＆しまわれ方もかなり可愛らしく、おもちゃみたい。入れたいものによって、その深さを自由に変えられるし、ワンタッチでしまうことも可能。動画で見せたいぐらい！（編集部注・リクエストにお応えしておきましたよ・笑）
これ、今回見た中で一番食いついたかも～笑。日本にも早く導入してほしいな。いつも、つまらないところに注目してごめんなさい（笑）。
