エコカーカップ2017に初参戦!トヨタC-HRで富士スピードウェイを走ってきました<レポート:藤本えみり>

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エコカーカップ2017スタート!

FMヨコハマ「ザ・モーターウィークリー」DJの藤本えみりです。
2017年2月11日に富士スピードウェイで開催された「エコカーカップ2017」に、ザ・モーターウィークリーチームが参戦しました。

エコカーカップは、低燃費技術が搭載されたエコカーを使って、「いかに速く」「低燃費で」走行できるかを競うレースです。ライセンス不要で、普通自動車免許があれば誰でも参加することができます。しかも、必要なのはヘルメットとグローブだけ。あとは長袖長ズボンでOKなので、敷居が低いですよね。だから誰でも気軽に参加できちゃうんですよね。

▼ポンコツ藤本えみり炸裂している動画

ザ・モーターウィークリーチームは、昨年(2016)に続き2回目の参加ですが、私は今回初参戦。チームメンバーは、トヨタ広報部の西川さん、富士スピードウェイメディアセンターの秋庭さん、カーライフ・エッセイストの吉田由美さん、番組P高橋さんの5人。

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そして参戦車両は、なんと、トヨタC-HRだったんです!
心強いメンバーと、人気の新型車で挑むレース。私、当日を楽しみにしていました。

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しかし、富士スピードウェイを走るたびに、「助手席に乗った人は必ず絶叫する」ということで有名な私の運転。「大丈夫かな…」という心配もありました。しかも、予選ドライバーという大役を任されることになったんです(なんで~?)

■ハプニング続出?!
迎えたレース前日、緊張しながら御殿場へ向かいました。
すると、東名高速を走っている途中で、何か白いものが舞ってきたんです。
「もしかして、雪…?」
天気予報ではこの日雪マークはなかったのですが、あっという間に地面が白く変わり始めました。でも能天気な私は、「明日はきっと大丈夫だろうな」なんて思っていたんです。
しかし、翌朝起きたら、御殿場は一面の銀世界。高橋Pから、「もしかしたらレースが中止になるかもしれない」との連絡を受け、しばらくホテルで待機することになりました。

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朝ご飯を優雅に食べつつ(笑)、様子見をしていると、ホテルの窓から徐々に太陽の光が差しこんできたんです。そこで慌ててホテルを出発し、富士スピードウェイに着いた時には、絶好のレース日和になっていました。レースも無事に開催されることに!良かった~。

でも雪の影響で、予選は中止となり、決勝グリッドの順番は「くじ引き」で決めることになりました。そこでなんと私、「4番」を引き当てたんです!もしも私が予選を走っていたら、きっと最後尾からのスタートだったハズ。ポンコツとか、タラレバとか言われている私ですが(笑)、たまには役に立つんですよー。

ということで、ザ・モーターウィークリーチームはグリッド4番手からのスタートになりました。

■完璧な戦略で・・・
決勝前、大事な「ブリーフィング」が行なわれます。ここで、走行する際のルールや注意点などの説明があります。コースインやコースアウトのやり方も丁寧に教えてくれるので、初心者も安心してレースにのぞむことができるんです。

このエコカーカップには、「エンジョイ60」と「チャレンジ180」という2つの耐久レースがあり、私達が参戦したのは、3時間の耐久レース「チャレンジ180」。最短ラップタイム「3分15秒」、周回数「50周」、ピット回数「5回」という規定が設けられているので、ゆっくり走ると周回数不足になってしまい、3分15秒より速く走るとペナルティになってしまう。つまり、速さと燃費をどう両立させるのかというチーム戦略が重要なんです。

また、助手席にナビが同乗して、ドライバーに指示を出すという2人のコミュニケーションも大事なポイントです。
ザ・モーターウィークリーチームの戦略は、「コース上にある看板やポストを目印にして、このぐらいのタイムで、あの看板を通過するように走れば、3分15秒を少し超えるタイムになるのか。そのタイムと速度を予測しながら走る」ことでした。
この戦略は机上ではバッチリだったんですよ。でも実際に走ると、これがとても難しかったんです。

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トヨタC-HRでエコカーカップ参戦!

決勝レースのスタートドライバーは由美さん、ナビは西川さんのコンビ。続いて、第2スティントのドライバーは秋庭さん、ナビは私へバトンタッチ。想定タイムが書かれたサーキット図と、ストップウオッチを持ちながら、初めてのナビにチャレンジしました。

しかし走り始めたら、目印がどこにあるのかわからないんです。
「あっ、ポスト見失った」、「ごめんなさい、タイム押し忘れちゃった」と、動揺しまくり。
結局、時間計測が全くできないまま、最後は、「タイム、さっきより良い感じかも」と言うのが精一杯でした。世界一頼れないナビの誕生です。それでもミスしなかった秋庭さんは偉い!

■いよいよドライバーとして・・・
それに落ち込んでいる暇もなく、今度は、ドライバーの順番がやってきました。ナビは由美さんです。この時の私は、緊張して頭が真っ白でした。
でも、いざ走り始めてみると、走行スピードが速くないから、思っていたよりも安心して走れたんです。

そして由美さんが、ナビだけでなく、走り方もアドバイスしてくれたので、「次の周は、もっとタイムをギリギリまで近づけたい」と思いながら、楽しんで走ることができました。臆病者の私は、一人だと「早く帰りたい」と思ってしまったかも。ナビが居てくれるレースって、幸せですね。

そしてC-HRハイブリッドも、頼れるクルマでした。
スポーツカーではなく背の高いクルマですが、コーナーをピタッと安定して走ってくれるんです。例えば、「あっ、いま、少し速いスピードでコーナーに入ってしまったけど、大丈夫かな?」という時でも、グッと地面を捉えて、気持ちよくスーッと曲がってくれるんです。だから、コーナーでも安心して身をまかせられるし、運転していてとても楽かったです。

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また、C-HRは他にはない個性的なデザインなので、たくさんのクルマが走行している中でも、すぐに見つけられるんです。サーキットでも目立っていました。

しかし、調子に乗ってストレートで踏み過ぎてしまった私は、「3分13秒」のタイムを出してしまいました。これにより、ペナルティで10点が追加。西川さん、高橋Pがせっかく順位を上げていたのに、ごめんなさい。
結局、68台中の51位という微妙な結果に終わりました。

でもエコカーカップは、誰でも参加できて、ドライバーもナビも経験しながら、みんなで楽しむことができるレースでした。そして、またチャレンジしたくなるほど、奥が深いです!
次回は、ナビのリベンジを目標にします。あっ、その前に、燃費のこともしっかり考えて走れるように頑張ります(笑)
番組HP

COTY
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