2018年8月31日、横浜ゴムは乗用車用スタッドレスタイヤ「iceGUARD（アイスガード）」のSUV向け商品「iceGUARD SUV G075」に新サイズを追加し、9月1日から順次発売すると発表した。
追加サイズは285/45R22〜235/55R17の24サイズで、価格はオープンプライス。iceGUARD SUV G075は2016年に「iceGUARD」ブランド初のSUV向けとして発売したタイヤで、今回のサイズ追加により全42サイズから全66サイズにラインアップを拡大し、22インチおよび19インチもカバーしている。
iceGUARD SUV G075は、SUVユーザーからのニーズが最も高い氷上性能の向上に主眼を置いて開発し、氷上性能の持続性と省燃費性に加え、近年人気の都市型SUVに対応するため、静粛性も追求している。
氷に効く技術は、スーパー吸水ゴムと専用トレッドパターンを採用。これにより、氷上制動性能を従来品（「GEOLANDAR I/T-S」）に比べ23%向上。永く効く技術ではスーパー吸水ゴムに配合したブラックポリマーⅡとエボ吸水ホワイトゲルが低温時でもゴムの柔らかさを維持し、長期間にわたって高レベルの氷上性能を持続する。
燃費性能は低燃費タイヤブランド「BluEarth（ブルーアース）」の技術を応用した低発熱トレッドゴムを採用。発熱によるエネルギーロスを抑え、転がり抵抗を5%低減。さらに独自のシミュレーション技術により溝配置を適正化することでパターンノイズを28%低減している。
