2013年12月2日、ダンロップの住友ゴム工業は、低燃費性能と耐摩耗性能を向上し、優れた環境性能と経済性をアップした、エナセーブ第2世代のスタンダード低燃費タイヤ「エナセーブ EC203」を発表した。発売は2014年2月からとなり、発売サイズは60サイズ、価格はオープン価格となる。
「エナセーブEC203」は、ダンロップの独自の新材料開発技術「4D NANO DESIGN」により開発した「新マルチ変性SBR」をタイヤトレッド部に採用。不要な発熱を抑制して転がり抵抗を低減して、従来品から低燃費性能を向上した。またシリカの分散性を高めたゴムが、耐摩耗性能を向上しロングライフも実現している。
さらに低燃費性能向上のために、サイドウォール部にポリマー末端部の発熱を抑制する「末端変性ポリマー」と、タイヤを均一にたわませることで、サイドウォール部のストレスを軽減する「真円プロファイル」を採用した。またパターン剛性の最適化で耐摩耗性能を9%(スタンダードパターン)、17%(軽・コンパクトカー専用パターン)、それぞれ向上。ラベリングは転がり抵抗性能「AA」、ウエットグリップ性能「c」となっている。
■エナセーブEC203サイズ表