ABB FIAフォーミュラEシーズン12は2026年5月17日(日)モナコ、モンテカルロでダブルヘッダーの2戦目、第10戦が行なわれ、オリバー・ローランド(日産フォーミュラE)が8番グリッドからスタートし、28周中23周目でトップに躍り出て、モンテカルロで2年連続の勝利を飾った。
フェリペ・ドルゴビッチ(アンドレッティ・フォーミュラE)は、エドアルド・モルタラが10秒のペナルティを受けたため、フォーミュラEでの自己最高位となる2位を獲得。アントニオ・フェリックス・ダ・コスタ(ジャガーTCSレーシング)は3位に入った。

ローランドは8番グリッドからスタートし、レース前半を通してトップ10が激しい順位争いを繰り広げる中、混戦を巧みに抜け出し、28周中23周目のヌーヴェル・シケインでトップに躍り出た。これにより、ローランドはモンテカルロで2年連続の優勝を果たした。

彼はコース上でエドアルド・モルタラ(マヒンドラ・レーシング)を抑えてフィニッシュしたが、モルタラには10秒のタイムペナルティが科せられたため、3位だったドラゴビッチが2位に繰り上がり、フォーミュラEでの自己最高成績を収めている。
ダ・コスタ(ジャガーTCS)は終盤までトップを走り、3位でフィニッシュ。ダ・コスタは、チームメイトのミッチ・エバンスをわずかに上回ってフィニッシュしている。

モルタラはオープニングラップでのダ・コスタとの接触によるペナルティを受け、5位でフィニッシュ。ジェイク・デニス(アンドレッティ・フォーミュラE)が6位に入った。
モナコ公国でダブルポールポジションを獲得したにもかかわらず、クプラキロのダン・ティクタムはポイント獲得には至らず、レース終盤にペナルティを受け14位に後退した。
エバンスは第9戦を終え、ドライバーズ選手権のポイントランキングで首位に立ち、ヴェアライン、ローランドを抑えてトップに立った。チームランキングではジャガーがポルシェをリードしトップとなった。


日産フォーミュラEチームの23号車、オリバー・ローランドは次のように語った。
「表彰台の頂点に立ったのはほぼ1年ぶりです。波乱万丈のレースでした。何人かのドライバーがいつもとは違う戦略をとっていましたが、僕は高いペースを維持しました。規律を保つのは本当に難しかったですが、エネルギー目標を高く設定しなければならないことは分かっていました。規律を守り、トラブルを避けることが僕たちにとって鍵でした。セーフティカーが出る可能性もあるので、そうなれば目標値は上がります。自分の走りにはかなり自信がありましたし、チームも常に的確な情報を提供してくれました。自信を持ってレースに臨めました。」
ABB FIAフォーミュラE世界選手権は、6月20日(土)に中国・三亜で第11戦が開催される。
第10戦結果
| Position | Driver | Team | Point |
| 1 | オリバー・ローランド | ニッサンフォーミュラE | 26 |
| 2 | フェリペ・ドルゴヴィッチ | アンドレッティ | 18 |
| 3 | アントニオ・フェリックス・ダ・コスタ | ジャガーTCSレーシング | 15 |
| 4 | ミッチ・エバンス | ジャガーTCSレーシング | 12 |
| 5 | エドアルド・モルタラ | マヒンドラレーシング | 10 |
| 6 | ニコ・ミュラー | ポルシェフォーミュラEチーム | 8 |
| 7 | ジョエル・エリクソン | エンビジョン・レーシング | 6 |
| 8 | ニック・デ・フリース | マヒンドラレーシング | 4 |
| 9 | ルーカス・ディ・グラッシ | ローラヤマハ | 2 |
| 10 | ジョセッぺ・マリア・マルティ | クプラキロ | 1 |
シリーズランキング
| Position | Driver | Team | Point |
| 1 | ミッチ・エバンス | ジャガーTCSレーシング | 128 |
| 2 | オリバー・ローランド | ニッサンフォーミュラEチーム | 109 |
| 4 | エドアルド・モルタラ | マヒンドラ・レーシング | 103 |
| 4 | パスカル・ヴェアライン | ニッサンフォーミュラEチーム | 101 |
| 5 | ニコ・ミュラー | ポルシェ・フォーミュラEチーム | 83 |
| 6 | アントニオ・フェリックス・ダ・コスタ | ジャガーTCSレーシング | 80 |
| 7 | ニック・キャシディ | シトロエン・レーシング | 71 |
| 8 | ジェイク・デニス | アンドレッティ・フォーミュラE | 66 |
| 9 | セバスチャン・ブエミ | エンビジョン・レーシング | 65 |













