【フォーミュラEシーズン12】第9戦モナコ マヒンドラのニック・デ・フリースが4年ぶりの優勝 ルーキーのぺぺ・マルティが3位表彰台

ABB FIAフォーミュラEシーズン12の第9戦はF1と同じコースを使ったモナコe-Prixだ。このモナコはダブルヘッダーでの開催となるため、第9戦はピットブーストが導入され、アタックモードは6分間が1回のみといったルールで運用された。

このレースを制したのは、マヒンドラ・レーシングのニック・デ・フリースで、ジャガーTCSレーシングのミッチ・エバンス、CUPRA KIROのペペ・マルティを抑えて、自身5度目となるABB FIAフォーミュラE世界選手権での優勝を飾った。

グリッドの最前列からスタートしたデ・フリースは、いち早く「PIT BOOST」を行ない、16周目にピットへと飛び込んだ。その後、彼は「アタックモード」のタイミングを巧みに計り、20周目には首位を走っていたアントニオ・フェリックス・ダ・コスタ(ジャガーTCS)をオーバーテイク。その後、他からの追撃を許すことなく、後続のマシンに3秒の差をつけてチェッカーを受けた。

この勝利は、デ・フリースにとってキャリア通算5勝目。また、2022年のベルリン大会以来となる優勝であり、マヒンドラ・レーシング加入後初の勝利でもある。これは、このマヒンドラにとって「GEN3」規定導入後、初の優勝となった。

デ・フリースの後方では、エバンスが2位でフィニッシュ。エバンスにとって、モナコでの表彰台はこれで5回目となる。この結果、エバンスは「ABB FIAフォーミュラE世界選手権」のドライバーズランキングで首位に浮上。ポルシェ・フォーミュラEチームのパスカル・ヴェアラインを抜き去り、15ポイントのリードを築いた。

フォーミュラEで表彰台を獲得した初のスペイン人ドライバーのジョセッぺ・マリア・マルティ

ポールポジションからスタートしたダン・ティクタムは、一時は3位表彰台をほぼ手中に収めたかに見えた。しかし、レース終盤にダ・コスタとの接触があり、レース後にペナルティが科されたため、表彰台はチームメイトのペペ・マルティに譲ることとなった。

ルーキーであるマルティにとってはキャリア最高位のフィニッシュとなり、フォーミュラEで表彰台を獲得した初のスペイン人ドライバーとなった。

第9戦結果

PositionDriverTeamPoint
1ニック・デ・フリースマヒンドラレーシング25
2ミッチ・エバンスジャガーTCSレーシング19
3ジョセッぺ・マリア・マルティクプラキロ18
4フェリペ・ドルゴヴィッチアンドレッティ12
5セバスチャン・ブエミエンビジョン・レーシング10
6ジョエル・エリクソンエンビジョン・レーシング8
7テイラー・バーナードDSペンスキー6
8ニコ・ミュラーポルシェフォーミュラEチーム4
9ルーカス・ディ・グラッシローラ・ヤマハアプト2
10ニック・キャシディシトロエンレーシング1

シリーズランキング

PositionDriverTeamPoint
1ミッチ・エバンスジャガーTCSレーシング117
2パスカル・ヴェアラインポルシェ・フォーミュラEチーム101
3エドアルド・モルタラマヒンドラ・レーシング93
4オリバー・ローランドニッサンフォーミュラEチーム83
5ニコ・ミュラーポルシェ・フォーミュラEチーム79
6ニック・キャシディシトロエン・レーシング70
7ジェイク・デニスアンドレッティ・フォーミュラE66
8アントニオ・フェリックス・ダ・コスタジャガーTCSレーシング65
9セバスチャン・ブエミエンビジョン・レーシング65

【フォーミュラEシーズン12】開幕!第1戦ブラジル・サンパウロ 日産ローランドは2位でフィニッシュ
【フォーミュラEシーズン12】第2戦メキシコ ニック・キャシディがシトロエンに初優勝をもたらす
【フォーミュラEシーズン12】第3戦マイアミ ミッチ・エバンスが今季優勝
【フォーミュラEシーズン12】第4戦ジェッダ ヴェアラインが参戦100戦目を勝利で飾る
【フォーミュラEシーズン12】第5戦ジェッダ 22レースぶりに優勝のダ・コスタ ジャガー移籍後初
【フォーミュラEシーズン12】第6戦マドリッド ジャガーのダ・コスタが連勝
【フォーミュラEシーズン12】第7戦、第8戦ドイツ・ベルリン 地元ニコ・ミュラーの初優勝とジャガーラストイヤーのミッチ・エバンスが優勝

フォーミュラE シーズン12(2025-2026)関連記事
フォーミュラE関連記事

自動車技術会
ページのトップに戻る