パナソニック・ジャガー・レーシングにシーズン7からサム・バード選手が参加

フォーミュラEシリーズに参戦しているパナソニック・ジャガー・レーシングは、2021年シーズン(シーズン7)から、フォーミュラEレースで輝かしい実績を持つサム・バード選手が加入することを発表しました。

パナソニックジャガーへ移籍が決まったサム バード

33歳のイギリス人、サム・バード選手は、2002年にレーサーとしてデビューし、ジュニア部門で順調に実績を積み重ね、ウイリアムズF1チームのテストドライバーや、2011年から2013年にかけてはメルセデスAMGペトロナスのリザーブ・ドライバーを務めるなど、フォーミュラ1世界選手権でも経験を積んでいます。

また近年はフェラーリ チームやGドライブ・レーシングでFIA世界耐久選手権でも実績を重ねています。2014年にフォーミュラEが発足して以来すべてのレースに参戦しており、毎シーズン優勝を収めている唯一のドライバーで、これまでに出場した63レースで9勝を挙げ、表彰台18回、ポールポジション5回、ファステストラップ5回という成績を残しています。

Mitch Evans (NZL), Panasonic Jaguar Racing, Jaguar I-Type 4

現在行なわれているシーズン6は、8月のベルリン戦で終了するので、その直後からジャガーの新型「I-TYPE」のテストドライブで本格始動となります。チームのもうひとりのドライバーは引き続きミッチ・エバンス選手です。

チームの初戦は、2021年1月16日にチリのサンチャゴで第1戦が予定されています。

パナソニック・ジャガー・レーシング 公式サイト
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