雑誌に載らない話

プロダクト以外の自動車産業にまつわる情報をまとめたもので、企業の中長期目標やブランディングの方向性、企業が目指す世界観など、自動車専門誌には載らない情報を掲載しています。特に、実用領域に達していないが、企業が進めている最新技術などはここにしかありません。プロダクトから一歩離れた視点で、自動車産業を見つめているページです。

ボルボ 気候変動対策をさらに強化し2030年までに完全なEVメーカーへシフト

ボルボカーズ(本社)は、自動車業界で最も意欲的な水準であるアクションプランをさらに加速させ、2030 年までに 2018 年を基準として車 1 台あたりの CO2 排出量を 75%削減することを目指す...

日産 脱炭素社会実現に向け、全国の有料自動車道で電気自動車優遇策を導入

日産自動車と日本観光自動車道協会は2023年10月2日、「電気自動車を活用した脱炭素社会実現に向けた連携協定」を締結した。 2023年10月1日より、電気自動車(EV)の利用者に対する有料自動車道路利...

トヨタ ウーブン・バイ・トヨタを完全子会社化してSDVへの対応を急ぐ

トヨタは2023年9月27日、本社とウーブン・バイ・トヨタの両社の関係強化を図るため、ウーブン・バイ・トヨタを完全子会社化することを決定した。 2023年4月には、ウーブン・プラネット・ホールディング...

【IAA2023】フォルクスワーゲンがEVシフトへの切り札を切る。多くの分野で標準化とメガスケール化しハード&ソフトウェアで世界をリードする

フォルクスワーゲン・グループは2023年9月4日、ミュンヘンで開催された「IAA モビリティ2023」で、オリバー・ブルーメCEOが電動化戦略を推進する重点項目であるアーキテクチャー、バッテリー&am...

米国ホンダはBMW、フォードとエネルギーサービスを提供する「チャージスケープ」を設立。モビリティカンパニーの新たなビジネスモデルだ

ホンダのアメリカ現地法人「アメリカン・ホンダモーター」は、BMWグループとフォードの3社で2023年9月12日、EV(電気自動車)を活用した電力ネットワークの安定化に貢献するエネルギーサービスを提供す...

日本の自動車産業は中国に勝てないのか?!中国市場の現状と日本メーカーの危機

■ 中国が自動車輸出で日本を抜いた 中国自動車工業協会(CAAM)は2023年5月11日、中国の自動車輸出データを公表した。そこから見えたのは自動車輸出台数で、日本を上まっていた事実だ。 4月の自動車...

マツダはパナソニック・エナジーからバッテリー調達を米国と国内で実施か?!

マツダとパナソニック エナジーは2023年6月21日、市場が急拡大するバッテリーEV、車載用電池への需要に対応するために、中長期的パートナーシップの構築に向けて検討することに合意したと発表した。 今後...

【ニュース読み解き】トヨタのEV用バッテリー戦略公表で株価上昇

トヨタは2023年5月15日付けで、FCEV、EVの開発を行なってきた小規模のZEVファクトリーを廃止し、次世代EVの開発を担当する「BEVファクトリー」を新設している。 BEVファクトリーは、開発・...

【ニュース読み解き】米国でのEVビジネスを成功させるためのトヨタの戦略

トヨタは2023年6月1日、アメリカ市場でのバッテリーEVの供給に向け、アメリカにおけるEV車の生産工場決定と、電池工場への追加投資を発表した。 建設中のトヨタ・バッテリー・マニュファクチャリング・ノ...

トヨタ、日野、ダイムラー、三菱ふそう統合の理由

ダイムラートラック、三菱ふそうトラック・バス、日野自動車、トヨタは2023年5月30日、緊急会見を開催し、トヨタとダイムラートラックが両社統合の持株会社(上場予定)を設立し、株式を同割合で保有すること...

ランボルギーニ創立60周年、トラクター生産時代からの歴史をひもとく

アウトモビリ・ランボルギーニ社が2023年5月に創立60周年を迎える。その歴史は60年前に遡り、1963年5月7日、「アウトモビリ・フェルッチオ・ランボルギーニS.a.s.」が設立された。この社名がゼ...

EU 2035年以降「e-フュエル」限定でエンジン車容認へ

2023年3月26日、日本のメディアが次々に「EUが2035年以降もエンジン車販売を容認する方針に転換、合成燃料を利用」などの見出しをつけた報道を行った。その結果、やはりできもしない内燃エンジン車の販...

2035年にエンジン車の新車販売禁止へ…欧州議会が承認

ベルギーのブリュッセルで開催されたヨーロッパ議会(EU)は2023年2月14日、ヨーロッパ域内でガソリン車などの内燃エンジンの乗用車、商用バンの新車販売を2035年から事実上禁止する法律を正式に承認し...

日産が新たな電動化戦略を発表 BEV19車種を含む27車種の電動車投入へ

日産自動車は、これまでに電動化を含む長期ビジョン「Nissan Ambition 2030」を発表していたが、2023年2月27日にアシュワニ・グプタ最高執行責任者が会見し、業績の回復に合わせ電動化を...

トヨタの佐藤新社長が会見「次世代BEVを起点とした事業改革」レクサスから導入へ

トヨタは2023年2月13日に記者会見を開催し、2023年3月1日付、2023年4月1日付の役員人事、幹部職人事、新取締役の体制について発表するとともに、佐藤恒治新社長が今後取り組む課題を発表した。そ...

ルノー、日産、三菱が共同会見 対等な出資比率など新たなアライアンス枠組みを発表

ルノー・グループと日産自動車、三菱自動車の首脳は2023年2月6日、ロンドンで共同記者会見を行ない、アライアンス・オペレーティング・ボード議長のジャン・ドミニク・スナール氏、ルノー・グループのルカ・デ...

日産・ルノー 株式15%相互保有でアライアンス新時代へ

日産自動車とルノー・グループは2023年1月30日、両社で2022年以来行なわれていたアライアンスに関する協議の結果、パートナーシップ、アライアンスの新たな関係の概略を発表した。 両社の新たな基盤、つ...

マツダ 中期経営計画をアップデート 電動化加速へ

マツダは2022年11月22日、丸本明社長が出席し従来の「中期経営計画」を見直し、電動化を加速させることを発表した。その背景には、世界の電気自動車化への潮流が従来の予想より強まっていること、主要マーケ...

EUが義務化したスピード違反防止システム「ISA」導入の背景

ヨーロッパ連合(EU)は2022年7月6日以降に発売される乗用車、商用車、バス/トラックなどのすべての新車にスピード違反を防止する技術であるインテリジェント・スピード・アシスト(ISA)の搭載を義務付...

トヨタ 水素エンジン車の「GRヤリス」がヨーロッパを初走行

トヨタは2022年8月22日、ベルギー・イープルで開催された世界ラリー選手権(WRC)第9戦で、トヨタが試験開発中の水素エンジン車「GRヤリス」を豊田章男社長がステアリングを握りデモ走行を実施したと発...
COTY
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