トヨタ自動車は、2018年7月のトヨタ、ダイハツ工業、日野自動車の生産、国内販売、輸出の実績を発表した。
生産
国内生産から見ていくと、トヨタは27.1万台（前年同月比99.9％）と、前年同月実績を下回っている。ダイハツも7.2万台（前年同月比92.4％）と、前年同月実績を下回った。日野は13.2千台（前年同月比97.8％）と、10ヶ月振りに前年同月実績を下回っている。合計は35.6万台（前年同月比98.2％）。前年同月実績を下回る結果であった。
販売
国内販売は、トヨタは14.1万台（前年同月比104.1％）と、8ヶ月振りに前年同月実績を上回った。そのうち、レクサスブランド車の販売は3681台（前年同月比130.8％）、軽自動車の販売は2853台（前年同月比100.8％）。除軽市場におけるシェアは49.1％（前年同月差＋1.4ポイント）、含軽市場におけるシェアは32.0％（前年同月差＋0.3ポイント）であった。
ダイハツは5.42万台（前年同月比100.8％）と、3ヶ月振りに前年同月実績を上回った。そのうち、軽自動車の販売は5.10万台（前年同月比99.9％）と、前年同月実績を下回っている。軽市場におけるシェアは32.0％（前年同月差－2.3ポイント）だ。
日野は5.2千台（前年同月比98.1％）と、4ヶ月振りに前年同月実績を下回った。そのうち、普通トラックの販売は2.6千台（前年同月比88.6％）と、4ヶ月振りに前年同月実績を下回っている。輸入車を除く最大積載量4t以上のトラックの市場、普通トラック市場におけるシェアは37.9％（前年同月差－0.6ポイント）であった。
合計は20.1万台（前年同月比103.1％）で、3ヶ月振りに前年同月実績を上回る結果となった。ちなみに、含軽市場におけるシェアは45.4％（前年同月差－0.1ポイント）である。
輸出
輸出は、トヨタは全地域（北米・中南米・欧州・アジア・オセアニア・中近東・アフリカ）に向けた輸出が増加し、16.6万台（前年同月比109.7％）と、3ヶ月振りに前年同月実績を上回った。ダイハツは2017年5月より輸出が0台で、日野は中南米・アジア・アフリカに向けた輸出が減少し、7.4千台（前年同月比98.9％）と、6ヶ月振りに前年同月実績を下回った。合計は17.4万台（前年同月比109.2％）と、2ヶ月振りに前年同月実績を上回っている。
海外生産は、トヨタは北米・中南米・欧州・アジア・アフリカで増加し、47.1万台（前年同月比109.2％）と、3ヶ月振りに前年同月実績を上回っている。ダイハツはインドネシアで増加し、5.2万台（前年同月比183.3％）と、7ヶ月連続で前年同月実績を上回った。日野はアジアで増加し、5.4千台（前年同月比172.6％）と、13ヶ月連続で前年同月実績を上回った。合計は52.8万台（前年同月比114.2％）と、2ヶ月振りに前年同月実績を上回るとともに、7月としては過去最高となった。
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