トヨタ博物館往年の歴史的スポーツカーを展示 25周年記念企画を実施

トヨタ博物館　25周年記念　特別展示 — トヨタ 2000GT スピードトライアル車（1966年）

2014年10月9日、トヨタ博物館は開館25周年記念の企画展として11月1日から2015年4月12日（日）まで「語る」展-ワクドキの隔世連鎖-を開催すると発表した。この企画では歴史的なスポーツカーが展示がメインになる。

トヨタ博物館は、2014年4月に開館25周年を迎え、車両を展示するだけでなく、その歴史的な意味や背景にあるモノ作りの情熱、その時代の文化に焦点を当て、これまで以上に語り伝え、発信していく博物館を目指し、「モノ語る博物館へ」をスローガンに掲げ活動している。

今回の企画、「語る」展は、展示車とそれを囲む有識者との「語る」会を組み合わせた新たな試みで、クルマ文化の発信イベントとして、今後定期的に開催していく。第1回「語る」会は、2015年1月頃に開催する予定。（詳細は12月頃告知予定）

企画展示は、今回は“ワクドキ”のひとつであるスポーツカーに焦点を当てている。戦後アメリカでスポーツカー市場を開拓したMG ミジェットタイプTC（1947年　イギリス）をはじめ、それに影響を受けたシボレー・コルベット（1953年　アメリカ）や、高速耐久の世界記録を達成したトヨタ 2000GT スピードトライアル（1966年　日本）など、日・米・欧各メーカーが刺激し合い、競争しながら、車両を変化させていった様子を、常設展も含めて博物館全体で語りかける。