トヨタ 2人乗り「TOYOTA i-ROAD」の実証実験を東京都渋谷区で開始

TOYOTA_OR_PROJECT_012015年11月20日、トヨタ自動車は国土交通省による超小型モビリティ認定制度を活用し、 2人乗りのTOYOTA i-ROAD(以下i-ROAD)の実証実験を本年7月より展開する施策「OPEN ROAD PROJECT(記事末尾参照)」の一環として、11月21日より東京都渋谷区で実施すると発表した。

今回新たに導入する2人乗りのi-ROADは、例えば子育て世帯など、2人乗り利用が想定されるユーザーに約1カ月間貸し出し、通勤や買い物、子供の送迎といった日常生活のさまざまなシーンで利用してもらうことで、使い勝手をはじめ、新しいモビリティとしての利用価値を検証する。

2人乗り利用のイメージ
2人乗り利用のイメージ

車両は超小型モビリティ認定制度の適用要件に則り、従来からの1人乗り仕様に一部改良(リフレクターや車幅灯などの見直しや車両接近通報装置の装備など)を加えることで、2人乗りでの利用を可能とした。

一方で対象地域となる渋谷区は、i-ROADの利便性の高さに関心を示し、同区の将来におけるまちづくりの可能性を模索する中で、トヨタと共同で本実証実験を実施する。

本実証実験の概要は以下のとおり。
(1)実施開始日:2015年11月21日
(2)対象地域:渋谷区(ただし高速道路や自動車専用道路は走行不可)
(3)台数:4台
(4)利用対象者:「OPEN ROAD PROJECT」の試乗パイロットのうち、2人乗り利用が想定される渋谷区在住の方および渋谷区職員の方

トヨタは本プロジェクトを通じて、新ジャンルの都市型モビリティであるi-ROADの特長を最大限活かせる、さまざまな商品やサービスを開発し、新たなモビリティ社会の実現に向けて取り組んでいくとしている。なお、試乗パイロットの応募受付や企画開発の商品・サービスの情報提供は、OPEN ROAD PROJECT特設ウェブサイトで紹介している。TOYOTA_OR_PROJECT_03のコピーNews Release

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