富士重工業は、2016年7月に大幅改良を施した「BRZ」に最上級グレード「GT」を追加し、2016年11月7日より発売する。
「BRZ」は、「Pure Handling Delight – 新しい次元の運転する愉しさ」をコンセプトに、FRレイアウトと水平対向エンジンからなる「超低重心パッケージング」を採用。誰もがクルマを操る愉しさと喜びを感じる事のできるスポーツカーとしてデビューした。
そして2016年7月に行なわれた大幅改良では、パワーユニットからシャシーに至るまで全性能を進化させただけでなく、エクステリアデザインを一新しインテリアも質感アップ。見た目も内容も更に磨き上げられたわけだが、そうした「BRZ」の進化を象徴するべく、走りのパフォーマンスと上質感を追求した最上級グレードとして追加されたのが、今回発表された「GT」だ。
GTの特徴でまず目を惹くのは、やはり走りを支える足回り。ダンパーには欧州車に広く採用されているZF製のSACHSダンパーが装着されるほか、ブレーキもフロントが17インチ対向4ポット、リヤが17インチ対向2ポットのbrembo製ベンチレーテッドディスクが奢られる。ホイールもスーパーブラックハイラスターの専用17インチアルミホイールを装備し、更に操縦安定性を向上させている。
このほかにも外観ではリヤスポイラーが標準装備されたり、内装にアルカンターラ本革シートが採用されるなど、見た目の上質感もGTの名に相応しいものとされている。
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