日産自動車は2022年3月17日、新型「アリア」に搭載されている電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」が生み出す卓越したハンドリング性能を、誰でも気軽に体感できる「e-4ORCE ラジコンカー」を開発した。この精巧なラジコンカーは、3月18日から日産グローバル本社ギャラリーで公開され、誰でも体感することができる。
「e-4ORCE」は、前後に合計2基の電気モーターを搭載し、それぞれのトルクとブレーキを協調制御することで、どのような路面状況においても、ドライバーが安心して思い通りにコーナリングを楽しむことができる独自開発の4輪制御技術の名称だ。
日産は、この「e-FOCE」が生み出す価値を多くの人々に分かりやすく訴求するため、3月7日に「e-4ORCE ラーメンカウンター」ビデオを公開した。このビデオでは、「e-4ORCE」の特長の一つである車体の揺れが少ない快適な乗り心地を、トレイに載せたラーメンをお客さまへと運ぶシーンを通じて分かりやすく表現している。
また「e-4ORCE」のもう一つの特長である、ドライバーが安心して、思い通りに、気持ちよくクルマを運転できる高次元の走行性能を訴求するラジコンカーを制作。このラジコンカーは、タイヤのグリップを最大限活用する制御を再現するため、4つのモーターで4輪を個別に制御するメカニズムを採用している。
搭載されたセンサーがラジコンカーの走行状態を把握し、それぞれのモーターの駆動力を個別に制御することで、安定した思い通りの走行を可能にしている。
なお、このラジコンカーは、実際にクルマを運転するのと同様にシートに座り、ハンドルとペダルで操作するようになっている。ラジコンカーに搭載されたカメラの映像をモニターを見ながら操作するため、まるで実車を運転しているかのような感覚で「e-4ORCE」の制御を体感することが可能だ。
