日産自動車株式会社は2017年2月22日、毎月最終金曜日を15時退社とする“Happy Friday”を導入し、今月最終金曜日(2月24日)から実施すると発表した。
日産は1999年のアライアンス締結以降、ダイバーシティを積極的に推進している。
グローバルなビジネス環境の中で、多様な従業員がいきいきと働くことができるよう、グローバルに通用する形で、いち早く「働き方改革」に取り組んでいる。この改革をさらに推進していくため、2015年には働き方改革「Happy8」を開始。これは全従業員が一日8時間の業務時間を意識することで、個人と組織の生産性を上げ、結果、仕事も生活も充実させようという、働き方改革の取り組みで、以下のような制度がすでに導入されている。
【編集部のひと言】
羨ましい。。。
・年休取得推進(ひとり当たりの年休取得は18日以上で、これは過去15年間で約4割増加)
・スーパーフレックス制度(1994年度よりコアタイムなしの制度を導入)
・在宅勤務制度(生産工程を除く全従業員が利用可能で、2015年度には約4000人が利用)
・ファミリーサポート休暇制度(20008年から導入。育児や介護を目的とした休暇制度で2015年度には約1700人が利用)
・社内託児制度(2005年の厚木・日産テクニカルセンターに開設したのを皮切りに事業所内託児所を設置し、現在3カ所でのベ500人が利用。2017年には追浜工場に初の生産工場託児所を開設)
ーー日産自動車・共同再校経営責任者、西川廣人氏
「日産はグローバル化を進め、ダイバーシティを支える一つの重要な土台として、従業員一人ひとりの多様なニーズに応じた働き方の改善に取り組んできました。多様な価値観や育児・介護などライフニーズを持ったすべての従業員が、100%の力を発揮して活躍できる環境づくりを今後とも加速させていきます」