ルノー・日産自動車・三菱自動車は2018年2月7日、中国の配車アプリ大手である滴滴出行(ディディチューシン)と、中国国内での電気自動車(EV)のカーシェアリングプログラムに関する将来的な協業について覚書を締結したと発表した。
コネクテッドカーおよびモビリティサービス担当アライアンス専務執行役員、オギ・レドジク氏
「当アライアンスが滴滴出行と今後開拓していく機会は、事業の面でもテクノロジーの面でも大いに期待できるものです。この協業は、当アライアンスが推進している電動化、自動運転、コネクティビティ、新しいモビリティサービスを拡大する戦略に沿うものです」
滴滴出行の快捷事業群(Express Mobility Group)、総経理(General Manager)陳汀(チェン ティン)氏
「ルノー・日産自動車・三菱自動車のような業界リーダーと戦略的な提携を行ない、滴滴出行の強みやリソースを共有することによって、私たちはモビリティに対する多様なニーズに応え、シェアリングに基づくオープンな交通のエコシステムを形成することができるようになります。滴滴出行は今後もライドシェア、人工知能(AI)、新エネルギーといった領域でイノベーションを起こしていきます」