日産は2012年1月13日、千葉県の幕張メッセで開催された「東京オートサロン2012」の会場で、東京モーターショーで発表した「ジュークNISMOコンセプト」と「リーフNISMOコンセプト」に続く、高性能プレミアムスポーツ第3弾となる「マーチNISMOコンセプト」を公開した。
このコンセプトカーは、マーチをベースにニスモ製の専用パーツを装備し、エキサイティングなドライビングを身近に楽しむことができるプレミアムスポーツコンパクトのあり方を提案したモデルだ。
エクステリアには、ニスモのレーシングテクノロジーにより優れた空力特性を発揮する専用のエアロパーツを装着。フロントグリルのパターンも変更することでより低く、大胆で存在感のあるスタイリングを演出している。
また空力性能をさらに向上させるためにドアミラー形状を変更して走行風を整流し、テールゲートスポイラーにもリップスポイラーを加えている。
ボディカラーはパールホワイトに赤いアクセントカラーを採用し、ジュークNISMOコンセプトと同様に、ニスモの高性能プレミアムスポーツを象徴するカラーリングとした。またインテリアにも手が入れられており、ドライバーとクルマの一体感を高めるため、ニスモ製の専用シートやステアリングホイールを装備している。
さらにチューニングされたサスペンションや17インチの軽量ホイール、205/45ZR17サイズのミシュラン製パイロットスポーツ3を装着。ニスモの培ってきたレーシングテクノロジーを導入することで操縦安定性を向上させ、さらなるスポーツドライビングの楽しさを提供することを目指している。
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