デリカD:5と一緒に日本一の星空を見に行こう!

こんにちは、自動車ライターの伊藤梓です。今回の「AZAZの体当たりチャレンジ」第6回弾は、「デリカD:5と一緒に日本一綺麗な星空を見に行こう!」 今回のロングドライブ場所に決定した野辺山は、国立天文台があったり、よく星空好きが行くスポットになっていたりと、知る人ぞ知る星空観察で有名な場所なのだそう。宇宙好きの私としては、行く前からどんな星空が見られるのかワクワクしていた。

パワーに余裕のあるデリカD:5

今回の相棒はデリカD:5。第1回で一緒にハイキングに出かけたデリカD:5のグレードはアーバンギアだったのに対し、今回はノーマルモデルになる。都会的なイメージのアーバンギアと比べると、エアロパーツが外され、デリカ本来の悪路も走れそうなちょっとタフなデザインになっているのが特徴だ。

マイナーチェンジでディーゼルエンジンが絶好調です、デリカD:5で野辺山へいってきました
マイナーチェンジでディーゼルエンジンが絶好調です、デリカD:5で野辺山へいってきました

それもそのはず、悪路で障害物を乗り越えて通過するためのアプローチアングル(21.0°)やランプブレークオーバーアングル(16.5°)、ディパーチャーアングル(23.0°)、最低地上高(185mm)と本格クロカンSUVにも引けを取らないスペックを持っていてミニバンらしからぬラフロードでの高い走破性を発揮するためだ。それから、搭載しているのは同じ2.2L直4ディーゼルターボエンジン(145ps/380Nm)だが、改めて乗ってみると、とにかくパワーに余裕があってロングドライブが快適。さらにノーマルモデルのデザインの力強い印象のおかげなのか、八ヶ岳付近の高い標高のところでも不安なくどんどんと登って行くことができた。

予想通りなの?

野辺山までの道すがら、素敵な場所が色々と目に入るので、ついつい寄り道してしまう。「清泉寮に最高に美味しいソフトクリームがあるよ」とカメラマンさんに教えてもらったので立ち寄ってみると、本当に練乳のように甘くて濃厚!さらに近くの牧場にも行ってみて動物と触れ合ったりと、デリカD:5ならどんどん色々な場所に行けてしまう。

自動車ライター伊藤梓です。ってこの写真マズイよなぁ
自動車ライター伊藤梓です。ってこの写真大丈夫かぁ

お昼の間は晴れていたのだが、午後からうっすらと曇りはじめ、どんどん雲が厚くなってきた。「星空は見られるのかな?!」と徐々に不安に……。今回宿泊したホテルでは毎日星空観察会をやっているそうで、まずは夜の帳が下りるまで待つことに。

20時頃ロビーに降りると、ザァーッとすごい勢いで地面を打ち付ける雨の音が!外に出てみるとやっぱり大雨。
「こんなに降っていたらもう今夜星を見るのは難しそうだな……」と思っていると、星空観察会をアテンドする方によれば、
「午前2時頃から晴れて星が見られるかも」とのこと。
「夜中の2時?!」と思いながらも、
一縷の望みをかけて2時に起きて星を見に行ってみようということになった。

まさかの・・・

深夜の2時、当然私たち以外の宿泊客は誰も起きてこない。スタッフ全員で眠い目を擦りつつ外に出てみると、雨が止んでる!が、あたり一面霧で真っ白に……。
「これじゃあ、いくら晴れてても星が見えないなぁ」と諦めかけた時、カメラマンさんが
「自分の実家がこの近くにあるから、そこまでひとまず行ってみない?」と提案してくれた。
またもや一縷の望みに託してデリカD:5で出発!

どんな山道も力強くもりもり走ってくれます
どんな山道も力強くもりもり走ってくれます

あたり一面が霧の中、デリカD:5で進んで行く。まわりは霧でよく見えない上に、思ったより道が狭い。でも不思議とデリカD:5に乗っていると安心した。

新型から採用されたマルチLEDヘッドライトは、路面の凹凸に対し多数の陰影をつけることでドライバーがより認識しやすい照射となるよう縦型に配置されていて、さらにアイポイントがも高くて周囲を見渡せるし、ハンドリングも新採用のデュアルピニオン電動パワーステアリングを始め、もともと堅牢な「リブボーンフレーム」を採用。

今回はさらにフロント周りのボディ剛性を向上させて、フロントストラットでのコイルスプリング配置&傾斜角の見直しや、リヤダンパーを大径化するなど、サスペンションも合わせて改良が加えられた。これらの改良によって、素直で自分の思ったとおり運転できるから、こういう状況の中でもスイスイと目的地へと進んで行ける。

満天の星空です。おまけに流れ星までみえました〜
満天の星空です。おまけに流れ星までみえました〜

カメラマンさんの実家に無事到着して、運転席のドアを開けた途端、
「うわぁ!」と思わず声が出た。
空にはたくさんの星が輝いている。まだ曇っているところもあったので、「満天の」とまではいかないものの、その隙間からはとても綺麗な星空が広がっていた。
「カシオペア座、オリオン座、おうし座……あ、すばるも見える!」そんな風に指を指しながら星を探していると、スゥッと光の筋が空を横切った。
「あ!流れ星!」と言う間に、光の筋は消えていた。
地面に寝転んでみると、このまま朝までずーっと星が動いているのを見たいという気持ちになった。
午前4時近くなってきたので、しぶしぶホテルへと引き返す。
帰り道は霧が晴れて来ていて、デリカD:5での夜道のドライブもより足取りが弾んだ。

日本一綺麗な星空を見ることができて、なんだか眠気もどこかへいってしまう。デリカD:5で出かけてみると、どこか知らない場所や見たこともない景色に出会えるなぁと思う。そして、デリカD:5はそんな時にとても頼もしい相棒になってくれると改めて実感した。

【試乗車諸元】

  • 全長:4800mm
  • 全幅:1795mm
  • 全高:1875mm
  • ホイールベース:2850mm
  • エンジン:2.2Lディーゼル4気筒ターボ
  • 最高出力:107kW・145ps
  • 最大トルク:380Nm
  • トランスミッション:8速AT
  • WLTCモード:12.6km/L

【価格】

新型 デリカ D:5

新型 デリカ D:5 価格

現行型 デリカ D:5

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