スズキは2020年6月25日、軽自動車のワゴンR、スペーシア、ハスラー、OEMモデルのフレア、フレア ワゴン、フレア クロスオーバーの6車種のISG(インテグレーテッド スターター ジェネレーター:モーター機能付発電機)の故障診断プログラムが不適切なため、リコールを届け出ました。
この不具合は市場からの報告によるもので、6車種は使用過程でISGのアース端子に酸化被膜が発生することで電気抵抗が上昇すると、ISGの電気回路の故障と判定されることがあります。もし故障と判定されると、警告灯が点灯しISGは発電を停止。そのまま使用し続けるとバッテリーが上がり、エンストや始動不能になる恐れがあるということです。
対策としては該当車の全車両のISGの故障診断プログラムを対策プログラムに書き換えることになります。
対象車種は2014年7月〜2015年8月の間に生産されたワゴンR、スペーシア、ハスラー、フレア、フレア ワゴン、フレア クロスオーバーで、合計12万4502台です。